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香辛料たちは主張する。「主役は俺たちだ」と。
◆網走産小麦「きたほなみ」を使ったまろやかなホワイトエール
◆とにかく香辛料の刺激が強烈!
ということで今回は『網走ビール -アバシリホワイトエール-』をご紹介。
北海道にある「網走ビール」が造る一杯。
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発売自体は平成28年かららしく意外にも昔からある模様。
このビールの特徴といえば、網走産小麦である「きたほなみ」を使っていること。
麺粉としてもかなり使われている品種らしいね。
さらには無濾過製法でまろやかな口当たりに。
アルコール度数は4.5%。
350mlでお値段300円(税抜き)。
ってことでグラスへ注いでいく。
おぉ、、、なんかすごい色してるな。
金色というか黄土色って感じ。ホワイトエールってもう少し白濁とした感じじゃなかったっけ?
こんな色のビールを造るくらいだから敢えての黄土色なんだろうか。
泡は目が細やかでクリーミー。持続もまあまあで3~4分ほど。
さてさて。まずは香りからいきましょうか。
見た目以上に優しい香りしてるんだな。
黄土色の渋いイメージから一転。香りは普通にホワイトエール。
小麦麦芽のまろやかで優しい香り。バナナのようなフルーティ香が心を落ち着かせてくれる。
加えてコリアンダーやオレンジピールのピリッとした感覚も上がってくる。
ここらへんは王道なんだな。
おし。そのままグビッと飲んでみましょう。
おぉぉ!!香辛料の刺激強めだな!
思わず「おぉぉ!」と唸るほど。
小麦麦芽らしい柔らかな口当たりから、一気に駆け上がってきたのは香辛料たち。
コリアンダー。オレンジピール。『主役は俺たちだぜ』と言わんばかりに口内を駆け回ってくる。
この刺激の強さったら。ホワイトエールでも随一なんじゃないか。
けど、最後にはバナナのようなフルーティな香りも上がってきて、ひとしきりホワイトエールの王道はなぞっている。
香辛料の刺激が強め。だけどホワイトビール特有のまろやかな甘みとフルーティ香は十分楽しめる一杯。
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