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スルッと入るくせに濃厚なもんだから、、、
◆アルコール度数７.２%の強烈な飲み応え
◆甘み＆苦みで口のなかがいっぱいに、、、
ということで今回は『ホフブロイ -マイボック-』をご紹介。
ドイツビールの祭典「オクトーバーフェスト」でも主役級の存在感を解き放つホフブロイ。
その歴史はめちゃくちゃ古く、１５８９年にまで遡る。
マイボックは「マイ」→「ドイツ語で５月」、「ボック」→「ドイツ語でストロング」って意味。
５月のストロングビールって意味だね
アルコール度数は７.２%。
３３０ｍｌでお値段４４９円（税抜き）。
ってことでグラスへ注いでいく。
琥珀色がこんなにも美しいとは。
濁りはなくドッシリと落ち着いたビジュアル。
泡は目が大きくモッチリとした印象。
去年のオクトーバーフェストでもホフブロイは飲んだけど、次はこの１リットルのジョッキで行ってみたいな。
ってことでまずは香りからいきましょうか。
カカオみたいな香りがしっとり広がる～～
香り自体は穏やかで優しいんだけど、カカオの香ばしさがふんわり広がっていくのがわかる。
加えて焦がしたキャラメルのようなほろ苦い甘み。これもロースト麦芽によるものだろう。
全体的に落ち着いた香りなんだけど、ドイツビールの本領はここからだってことを俺は知っている。
よし、行きましょうか。そのままグラスを傾けていく。
あ～～、、、甘くてほろ苦くて、、、。
サラッと入る軽やかな飲み口。
そこから広がるのはロースト麦芽の甘み、そして苦み。
両者どちらもバッチリと存在感を示しつつ、でも上手く共存している。まさにアマゾンのような共鳴がこのグラスでなされているのだ。
しかもスルッと入ったくせに味が濃厚なもんだから、気を付けないと甘み＆苦みが口いっぱいになる恐れもある。麦芽ホップ警報。
さすがドイツビール。毎回言ってるかも知れないけど、麦芽・ホップ・酵母・水だけでこの味わいが出せるのが不思議だ。
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