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これだけ筋トレをしているのに痩せない。なんでだろう。

こんなに大変な思いをしているのに体重が減らない。苦しいですよね。いやになりますよね。

ぬま

ですが「筋トレで痩せる」というのがそもそも間違いなんです

これを聞いて「いやいや、そんなわけないでしょ」と思う方もいるでしょう。

正確に言うとダイエットをしたい→筋トレというチョイスはかなり効率が悪いです。

今回の記事では、、、

◆なぜ筋トレが効率の悪いダイエットなのか
◆「ダイエット」と「筋トレ」の区別をする

こういった点についてお話ししていきます。

【大前提】「痩せる」と「筋肉をつける」は別作業

前提からいうと「痩せる」と「筋肉をつける」は別作業です。

メディアでは「筋トレをして脂肪を筋肉に変えましょう!」という言葉が目立ちます。しかしそんな魔法は世の中に存在しません。

ぬま

脂肪を落としたいならダイエットをする。筋肉をつけたいなら筋トレをする。

例えばお相撲さんはどうでしょうか?

あれだけ厳しい稽古を毎日やっているので、脂肪が筋肉に変わるのであればムキムキのはず。ですが実際は違いますよね?

ぬま

お相撲さんは「筋肉をつける」作業(稽古)はやっていますが「痩せる」作業はしていません。

なかには「もっと痩せろ」と言われて体重を落とす力士もいますが、だからといって稽古をもっと頑張るなんてことはしません。

やるのはダイエットです。いわゆる食事制限を行います。

なんとなくイメージできたでしょうか?

もし皆さんが「痩せたい」と思っているなら、優先すべきは筋トレでなく「食事制限」です。

正しく痩せるためにはどうしたら良いのか?

じゃあどうやったら痩せることができるの?食事コントロールってどうすれば良いの?

もし痩せたいならば食事を工夫する必要があるのですが、基本的には、、、

食べたカロリーよりも消費したカロリーが上回るような食生活に変えていけば痩せることができます。

その他に気を付けること
◆体脂肪を1㎏落とすためには7200㎉のマイナスを作る必要あり
◆100点を7日間より60点を1か月
◆基礎代謝以上のカロリーは摂取する
◆ダイエットはマラソン
◆たまのご褒美DAYは大切

ダイエットの細かい部分についてはこの記事では説明しきれないので、以下の記事も参考にしてください。

筋トレをすると基礎代謝が上がって痩せやすくなるのは嘘?

でも「筋トレをすると基礎代謝が上がって痩せやすくなる」ってあるじゃん!あれも嘘なの?

筋トレ→筋肉量が増える→基礎代謝が上がる→痩せやすい体になる

この流れ自体は嘘ではありません。確かに筋肉が増えれば代謝が上がるのでダイエットも楽になります。

ぬま

ですが筋肉が1㎏増えたところで上がる基礎代謝はたかが知れてます!

諸説ありますが、筋肉が1㎏増えても50㎉くらいしか代謝は上がりません。

そして筋肉を1㎏増やすのにどれだけの労力が必要か。

◆20代男性
◆筋トレは未経験

かなり筋肉の付きやすい好条件の人が、、、

要はめちゃくちゃ頑張る
◆週5~7回ジムでトレーニング
◆毎回死ぬ気でトレーニングする
◆食事・栄養面もしっかり配慮する
◆睡眠もしっかり取る

こんな感じで筋トレに捧げる毎日を送ったとしても、1年間で10㎏が限界です。

逆に10㎏も増えたら素晴らしすぎる。実際は5㎏くらいでしょう。

若い男性で筋トレ未経験という、筋肉をつけるのに好条件な人が1年間頑張っても5㎏くらいしか増えません。

ぬま

そうなると1日あたりの基礎代謝が250㎉増える。うーん。努力に見合わない感じが、、、。

確かに「筋肉がつく」→「基礎代謝が上がる」→「痩せやすくなる」というのは間違いではありません。

ですが蓋を開けてみるとこのような現実です。

痩せたときに綺麗なフォルムにするために筋肉は必要

ですが今までの努力が無駄だったかというと、そうではありません。

もし筋トレせずに痩せていった場合、、、

ぬま

『あれ?萎んだかな?』という残念な結果になりやすいからです。

脂肪が落ちてたとき、綺麗なプロポーションを見せるためには筋肉は必須です。

だからこそ今までの努力は無駄ではないのです。ただ、「痩せる」ための筋トレにならないように気を付けましょう。

※もし痩せるために無理して筋トレしている、というなら辛いだけなので止めておきましょう。

「痩せる」と「筋肉をつける」をしっかり分けて綺麗な体を目指そう!

「脂肪を筋肉に変えましょう」という言葉。そんなものはこの世に存在しません。

「痩せる」と「筋肉をつける」をしっかり分けて捉えることで自分の理想とする体を手に入れやすくなります!

脂肪を落としていきたいなら食事制限をしてダイエットをする。

そして痩せたときに美しいプロポーションを魅せるために筋トレを頑張る。

このような分け方で、正しく・美しく自分を変えていきましょう!