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今回は『コーネリッセン -ヘルケンロードノクティス-』をご紹介。
ベルギーはリンブルフ州というところで造られるビール。
醸造しているのは「コーネリッセン醸造所」。1800年前半にできた古いブルワリー。
調べてみるんだけど、コーネリッセンに関する情報がほとんどなく、ネットだけではどんなビールなのか掘り下げられず。
こりゃ正面から当たって確かめてみるしかないな
唯一でてきたのは、コーネリッセンには20種類近くのビールを醸造してるってこと。
アルコール度数は7%。
330mlでお値段820円(税抜き)。
ってことでグラスへ注いでいく。
思った以上にブラウン、というか琥珀色だな。いや、もっと濃いかな?
まるで修道院ビールのようなビジュアル。グラスの向こう側が全く見えないほど。
泡は目が粗くてシュワシュワしてるんだけど、グラスにへばりつくようなモッチリ感もある。
持続は良好で3~4分経っても層を保ってる。
そんでもって香りを確認。
めっっっちゃ濃厚。まろやかで濃厚……
見た目通りメッチャ濃厚。
最初に上がってくるのは干しブドウのような酸味。
まさに修道院ビールにみられる独特の熟成感たっぷりな香りが最初に確認できる。
そしてカラメルのような甘み。
この2つが絶妙にミックスされて包み込んでくれる。
こりゃ素晴らしい。メッチャ濃厚で思わず何度もグラスを近づけてしまう。
楽しみですな。どんな味わいか。ってことでそのまま飲んでみると…
旨ぇ…旨えよ……
旨いにもほどがあるだろ。思わずツッコみたくなる。
まろやかな口当たりから最初に上がってきたのは前述の干しブドウ。
熟成に熟成を重ねたであろう干しブドウの味わいが広がってくる。
それに加えてカラメルの甘み。コイツも良いアクセントになってる。
だがしかし、これで終わるわけでは無かった。
まるでIPAの苦みがジーンと余韻を打つように、干しブドウの酸味が顔を出してきたのだ。
珍しくないか?潮が引いていくような酸味が味わえるビールって。
飲み進めるごとに熟成感たっぷりの酸味が強まるし、そうなると次の1口で感じるカラメルがより甘くなる。
こりゃ素晴らしい。そしてメッチャ美味しい。
貼れるリンクがないから是非とも血眼になって探してほしい。