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今回は『ゴーヤーDRY』をご紹介。
「ゴーヤ味のビールって……」と思った方も多いはず。俺も軽く引いた。
その組み合わせはさすがに…と思った方も多いはず。俺も思った。
造っているのは、一風変わったビールを醸造している「ヘリオス社」。
当ブログでも肉専用ペールエールなど紹介しているけど、それも同じブルワリー。
沖縄に醸造所を構えるブルワリーやで
ホップの苦みの後に広がる沖縄産ゴーヤーによるすっきりとした苦み。ゴーヤーDRYならではの”苦みのタイムラグ”をお楽しみください。
とのこと。
「苦みのタイムラグ」とは果たして…。
高校の修学旅行で沖縄行ったときに初めて食べたゴーヤチャンプルー。
あまりに衝撃的な苦みに生徒一同残しまくり、せっかく作ってくれたおじさんの顔が今でも忘れられない。
そんな色んな意味で苦い思い出あるゴーヤー。それが今、大好きなビールとセッションを繰り広げようとしている。
アルコール度数5%。
350mlでお値段368円(税抜き)。
ってことでグラスへ注いでいく。
若干淡いかな?そして少し濁りも入ったビール。
泡は濃密でもったりとした感じ。
濁りの入った少し白い感じと濃密な泡。ビジュアル的にはヴァイツェンに似てるかな?
そして香りを確認していく。果たしてゴーヤどんな演出をしてくれるのか。
むむ!?ほとんど感じないぞ……
ビールらしい苦みはほのかに感じる。けど全体的に薄い印象。
いや、ゴーヤどこいった!今回の主役はどこ行ったのさ!
てっきり「ゴーヤが強烈ぅ~~」な展開かと思った。けど実際は違ったよ。
予想に反して大人しいファーストコンタクト。静かすぎて逆に怖い。
これは強烈なインパクトへの前兆なんだろうか。
満を持してグラスを運んでいく。
くおぉぉぉ……苦い、苦いぞコレ……
凄
い
苦
い
ぞ
口に含めると、「アレ?そこまで苦くないな」なんて思ってたけど、それもつかの間。
強烈かつ、ビールのソレとは異なる苦みが襲来してきたのだ。
強烈。とにかく強烈。思わず「苦い~~」と足をバタバタさせてしまうほど。
もうじき30歳を迎えるオッサン予備軍が足をバタバタさせながら言う「苦い~~」。もはやどっちの方が苦いのかわからん。
これはつまみ無しで飲むと苦みにやられそう。
ちょうど近くにあった落花生と合わせてみる。
おぉ!全然違うぞ!
落花生のマイルドな塩気が、ゴーヤの苦みとベストマッチ。
ダメ元で試みた策がまさかのマリアージュ。
あまり味が強いとゴーヤの苦みが楽しめない。薄味のものと合わせることで更なる高みへイケるだろう。