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遂に始まった今年1発目のお勤め。

この記事がUPされているであろう1月4日17時30分、残業確定で果たして帰宅は何時なんだろうか。いや、果たして帰れるのだろうか?

そんな自問自答が暗鬱へと導く私が今回紹介するのは『デイ・オブ・ザ・デッド -アンバーエール-』。

 

前回紹介したデイ・オブ・ザ・デッドIPAと同シリーズであるメキシコ発の一杯。

毎年11月1~2日に家族や友人が集まって故人に思いを馳せ祈りを捧げる日。それがメキシコの祝日「死者の日」。

仕事が始まって憂鬱な人が多いかと思われますが、ドンヨリとした空気を更に加速させるようなデザイン。

なんとも斬新でミステリアスなラベル。

ただ、このシリーズは実力も確かなもので、海外のビアコンテストでも受賞歴がいくつもある。

今回のアンバーエールはキャラメルの甘みとコーヒーの香りが特徴なんだとか。

アルコール度数は6%。

330mlでお値段397円(税込み)。

ってことでグラスへ注いでいく。

「ザ・アンバーエール!」って感じのブラウンカラー。

濁りこそ無いけれど、じっくりと拵えた麦芽たちが濃い色合いを醸し出していて、どっしりとした味わいをイメージさせる。

泡は目が粗くてもったりとした感じ。ただ、持続性はそこまでなく1~2分ほどで消えていく。

そんでもって香りを確認。

ぬま

焦がしキャラメルの芳ばしい薫りが……たまらん

鼻を少し近づけただけで漂ってくる焦がしキャラメルの芳ばしい薫り。

まさしくアンバーエールのお手本とも呼べる、芳醇で甘美で鼻孔をくすぐる馨しい薫り。

「デイ・オブ・ザ・デッド」シリーズは紹介してきた4本とも、香りがしっかり楽しめる造りで素晴らしいこと。

そのまま飲んでみると…

ぬま

コクがあって更には華やかな薫り。たまらん……

やはりアンバーエールのお手本ともいえる王道な味わい。

焦がしキャラメルの苦みを含んだ甘味が第1の矢として刺激してくる。

このファーストアタック、何とも濃厚&コクがあって素晴らしい。

更には、上面発酵させたビールらしく、気持ちを明るくさせてくれる華やかな香りがフワッと広がる。

ほんのり感じるホップの苦みも、『デイ・オブ・ザ・デッド』に彩を与えてくれる。

全ての味わいが互いを邪魔せず尊重しあいながら、でも各々の良さをしっかり主張できている。

濃厚なコクに加えて華やかな香りまで。まさに王道とも呼べる造り。

完成度としてはシリーズでもトップクラス(暫定)。是非とも堪能してほしい。