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今回は『UCC BLACK珈琲麦酒』をご紹介。
発見した瞬間、目を疑った。
珈琲のような味わいのビールはある。大半のスタウト系はコーヒーの芳ばしい香りが楽しめる。
しかし、目の前に現れたのは珈琲麦酒なるビールなのだ。
珈琲とビール。本来交わるハズのないもの同士が奇跡のセッション。いや、禁断の融合と呼ぶべきだろうか。
造っているのは清酒で有名な黄桜。
いや、黄桜さんは本当に色んなビール出してんな。
醸造中にコーヒー豆を1週間漬け込むことで、よりコーヒーの味わいを感じられるように仕上げたらしい。
しかも酒税区分はビール。ビール発泡酒とかじゃないんだな。
アルコール度数は5%。
330mlでお値段円(税込み)。
ってことでグラスへ注いでいく。
コーヒーのようなビジュアル。真っ黒で、でもどこか清涼感ある感じがアイスコーヒーを思わせる。
泡は若干白いかな?スタウトとかと比べると茶色い感じもない。
ただ、見た目は完全にスタウト。
コーヒー豆を1週間漬け込んだってことで、どんな香りが広がるのか。
グラスを近づけてみると…
めっちゃコーヒーじゃん!
めっちゃコーヒー。まんまコーヒーの香り。
豆のほろ苦い香りと、どことなく甘い香り。微糖の缶コーヒーに似たものを感じる。
しかしながらビール要素0だぞ。麦芽とかホップを感じない。
果たして味わいはどんなものか。
うん。コーヒービールですね(語彙力)
一言で例えるならコーヒーとビールを混ぜたような味わいですな。
サラッとした飲み口から、コーヒー独特の苦みが一気に広がるのよ。
そのなかにも、どことなく甘みも感じられて、ここまでは普通にコーヒーって感じ。
けど、後からビール要素が顔を出してくる。
ホップの苦みと、麦芽の抽出された濃厚な甘み。これが後半戦で一気に出現してくるのよ。
同じ甘み・苦みなんだけど、珈琲とビールそれぞれの甘み&苦みがハッキリ区別できるのが不思議だな。
見た目はスタウトとか黒ビールっぽいけど明らかに違うぞ。
まさにコーヒービール。休日に朝に飲んでみると面白いかも知れん。どんな1日が始まるのやら。