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今回は『上富良野 大角さんのホップ畑から』をご紹介。
セブンイレブンで7月30日から発売となった一杯。
存じ上げないけど、大角さんという北海道は富良野にいらっしゃるホップを造っている方が載っていらっしゃる。
大角さん。初めて聞くはずなのに安心感がある。大角さんの造ったホップなら肝臓も喜ぶだろう、と。
初対面、いや、イラスト越しにも関わらず、このお方になら自分の肝臓を含めた消化器系を任せられる。
しかも今回のビールに使用されているホップは通称「フラノスペシャル」。なんと素晴らしいんだろうか。
絶大な安心感を誇る大角さんが造るフラノスペシャル。
もうこれは呼吸と等しく我々の日常に溶け込むほどに身を委ねて良いのではないだろうか。
アルコール度数は5%。
500mlでお値段286円(税込み)。
ってことでグラスへ注いでいく。
見た目は普通にピルスナー?ラガー?って感じ。
綺麗な黄金色。そして濁りはなくグラスの向こう側がハッキリと見えるほどクリアなビジュアル。
泡は目が細やかで濃密。軽やかだけど持続はそこまでなく2分ほどでほとんど無くなる。
そんでもって香りを確認。大角さんの魂を肝臓へ一気に送り届ける作業だ。
ふむふむ。香りはそこまで強く主張してこないんだな
フラノスペシャルって初めてなんだけど、そこまで香りは強くないんだな。
感じるのは少しながらの苦み。そして甘みも若干あるか。
温度は13℃くらいと温くしてるんだけど香りはそこまで上がってこず。
飲んでみてフラノスペシャルの魅力が増していくのか。
真相を確かめるべく一気にかき込んでいく。
むむ!しっかりとした苦みで飲み応えがあるぞ!
喉を通って少しすると、ホップの苦みがズシッと訪れた。
IPAのような派手さはないものの、重低音のようにズシズシと喉を打つ刺激が感じられる。
この重量感のある苦みのお陰で飲み応えがハンパない。
夏に販売されたとは思えないほど。清涼感や爽快感なんどクソ喰らえ。
ビールってのは、ホップってのは肝臓にズシズシ言わせてなんぼのもんだ。そう言いたげな。
後から感じられるフルーティーな香りがアクセントとして訪れフィニッシュ。
なんとも重量感ある飲み応えたっぷりな一杯だった。