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日本人はビールに色々と求めすぎではないか?
やれアルコール度数だの糖質ゼロだの低価格で本格的な味わいだの。
少し贅沢やすぎないか?と思う僕でございます。
ってことで今回紹介するのは『アサヒ -極上-』。
2019年1月29日に新発売となった新ジャンル。
今回はなんと「アサヒビール史上最高レベルのキレ」を楽しむことができるのよ。
あのスーパードライ擁するアサヒでNo,1だってぇ~~~!ドッヒャー
今回は「キレ・刺激」を求める我儘な日本人ユーザーへ向けた商品なんだとか。
「高発酵技術」と「冷涼ホップ」によって高次元のキレが実現。
果たして実力はどの程度なのか。
アルコール度数は5%。
350mlでお値段116円(税込み)。
ってことでグラスへ注いでいく。
色は思った以上に淡くて、例えるなら東南アジア系のライトラガーのよう。
ビジュアルからドリンカビリティの高さが伺えるんだけど、謳い文句である「キレ」が備わっているようには正直見えない。
泡は目が粗めでシュワシュワと音を立てながら消えていく。まるでサイダーのよう。
そのまま香りを確認していく。
おぉ!?軽快かつフレッシュな香りがあるぞ!
香りに関しても前述のライトラガーのよう。
レモン汁を絞ったようなフレッシュで軽やか&爽やかなテイスト。ふわっと漂ってくる感じが心地よい。
この心地よさがサラサラゴクゴクと飲み進めさせてくれそう。
新ジャンルとは思えないほどの心地よい香り。
これを引っ提げてそのまま飲んでいく。
スッキリしてて飲みやすい……んん?…なんだこのキレは!!
口に含めると驚くほどにサラサラと入っていく軽やかな飲み口。
雑味もなく嫌な味もしないからスルッと入っていく。
この感じ、まさに再三でているライトラガーのそれとほぼ一緒。
ほぼ一緒なんだけど、最後の最後で大きな差別化を図ってきた。
宣伝文句で使われてきた「アサヒビール史上最高レベルのキレ」。
この「キレ」なるものが牙をむいてきたのだ。
サラッと心地よく過ぎ去ったと思ったもの束の間、研ぎ澄まされた苦みがシュバッ!!っと居合してきたのだ。
まさに刹那。あまりに突然の刺激にただただ目を丸くすることしか出来ず。
また1口飲んでみるも、その構図は変わらず。
心地よい飲み口で気を緩めた途端に訪れる達人の太刀筋。
この切れ味はアサヒにしか出せないだろう。いや、スーパードライの生みの親であるアサヒでしか出さないでほしい。
116円とお安いながら、何気に楽しみどころが多い一杯。