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今回は『北斎白麦酒』をご紹介。

醸造は東京下町の地ビールメーカー「ヴィルゴビール」。

そこが展開する江戸ビールなるシリーズの1つとして「北斎麦酒」があるんだとか。

なんでもこの北条麦酒、インスタ映え用?として4色のビールがあり、結構なカラーリングになっている模様。

 

今回の『北条白麦酒』は、白のネーミングがされているもののビジュアルとしては普通の黄金色っぽい感じ。

ただ、調べてみても情報が少なくどんなビールなのか不明点が多い。

アルコール度数は5%。

330mlでお値段464円(税込)。

ってことでグラスへ注いでいく。

少し珍しい茶色がかったビジュアル。

小麦麦芽も使われてるから白ビール?ヴァイツェン?だと思うんだけど、濁りもあってグラスの向こう側はボヤけるほど。

泡はシュワシュワと音を立てながら消えていく。

ご覧の通り。泡に躍動感がある。当然ながら持続はほとんど無く、1分ほどで消えた。

そんでもって香りを確認。

ぬま

んん!?出汁?そんな匂いがするぞ!

これは予想外。こんな香りを放つビールがあっただろうか。

グラスを近づけると確かに漂ってくる出汁の香り。この茶色いビジュアルは出汁によるものだったのか!?

事前に調べてもそんな情報は全く無かったもんでビックリ。

小麦麦芽と出汁のセッション。ビールとは思えない顔ぶれに若干の戸惑いが。

クンクン。やっぱり何度嗅いでも出汁の香りだわ。

これは味の予想が全くつかなくなった。これはもう飲むしかないだろう。

ってことでそのまま飲んでみると…

ぬま

くうぅ……。出汁の味&香りがより強烈に響いてきた……

予想以上に出汁の主張が凄いな。

カツオ出汁だろうか。白出汁だろうか。

とにかく出汁という出汁が口の中いっぱいに広がってくる。

そしてほんのオマケ程度に後から押し寄せるホップの苦み。これが唯一のビールらしい味わいだ。

これ料理にそのまま使えるんじゃないか?そう感じさせるほどの出汁感。THE・DASHI。

好き嫌いが分かれそうな味だけど、尖ったビールなことに間違いなし。