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今回は『エクストリーム ピルスナー』をご紹介。

山梨県の河口湖にある「富士桜高原麦酒」が新たに立ち上げたブランド「フジザクラ ビア プロジェクト」。

そこが造った正統派ドイツビールが『エクストリーム ピルスナー』。

プロジェクトでも第1弾となる一杯なんだけど、数々のコンテストで受賞歴のある富士桜高原麦酒が造っているってことで、かなりの期待が高まる。

富士山を意識したデザイン。

缶での流通も可能にしたらしく、これによってより多くのユーザーの手元に届くように。

アルコール度数は6,5%。

350mlでお値段320円(税込)。

噂に聞く富士桜高原麦酒。当ブログで未レビューだが、セカンドブランドの実力はいかに…。

ってことでグラスへ注いでいく。

勝手に軽やかな色合いかな?なんて思ってたけど、注いでみると意外にも濃色系。

琥珀色…までは行かないけど、オレンジがかったビジュアルで、見るからに味が濃厚そう。

泡は目が粗いながらももったり感がハンパない。

モコモコとグラスに保たれてて、それが数分はしっかり持続する。

そんでもって香りを確認。

ぬま

おぉ?意外にもホッピーな香りだぞ!

ピルスナーとは思えないほど、ホップの軽快で弾けるような香りが。

どこかトロピカルでフルーティーで爽やか。

心地よい刺激が鼻をフワッと撫でてくれる。そんな感じの香り。

「ピルスナーなのにホッピー…。ビールって本当に奥深いな……」なんて感心させられるほど。

そのまま飲んでみると…

ぬま

あぁ…これ…すげえ……

本当に美味しいビールを飲むと語彙力が一気に低下する現象が発生。

これがピルスナーなのか。驚愕する。

口に含めた途端、前述のホッピーで爽やかな柑橘系の香りが広がっていく。

「んん!?これピルスナーだよね?エール系じゃないよね?」と、今飲んでいるスタイルの確認が必要なほど。

ただ、その後やってくるのが麦芽の甘み。これがまた素晴らしい。

良質なピルスナーに見られる濃厚な甘みが訪れるのだ。

ホッピーの軽快な足取りの後に、重厚感溢れる原材料(麦芽)のどっしりとした旨みも口いっぱいに広がる。

ホッピー&どっしり。この相反するテイストが1つのビールで楽しめちゃうから驚きなのだ。

更には飲み進めていくと、じ~んと感じる苦みの余韻。これはIPAに見られる感じと一緒。

なんて事だろう。ホッピーでどっしりで余韻まで楽しめちゃう。

流石。いや、マジで流石としか言えない逸品。