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2019年始まったばっかなのに、もう1月が終わろうとしてる。
こちとら未だ「平成30年」って書き間違えるのによ。
ってことで今回は『トンゲルロー・クリスマス』をご紹介。
ベルギーの「ハーヒト醸造所」で造られる、クリスマスシーズン限定の一杯。
※当ブログでも同シリーズは紹介してきたから見てちょ。
家族経営ながら、その歴史は16世紀まで遡るブルワリー。
スタイルは「ベルジャン・エール」ってやつ。
調べてみると、サッパリ軽やかな後味らしく、スッキリした飲み口なんだとか。
今までのトンゲルローでは考えられんな
トンゲルロー=修道院ビールっぽい味って構図だった俺にとっては、味が全く想像できない……。
アルコール度数は7%。
330mlでお値段399円(税込)。
ってことでグラスへ注いでいく。
琥珀色の綺麗に透き通ったビール。
トンゲルローシリーズだから、もう少しブラウンぽいかな?なんて思ってたけど、シリーズにしては淡い色合い。
ただ、泡は濃密。目が粗いんだけど濃度が凄そうで持続もバッチリ。
まるで良質なIPAのような泡。
そんでもって香りを確認。
むむっ!フルーティーな香りだぞ…
りんごのような…洋梨のような…。とにかくフルーツの香りがフワッと鼻をかすめていく。
この香りを誰が予想できただろうか。
紅茶のような香ばしさもあるんだけど、やはり目立つのはフルーティーで軽やかな香り。
琥珀色のビールからフルーティーな香り。これは初体験。
以前なんかのビールを紹介した時も何かしらの童貞を奪われてしまったが、今回は「琥珀色のビールからフルーティーな香りを堪能する童貞」からの卒業だ。
これは味が全く予想できん。真実を確かめるべく、卒業したての姿でありのままをぶつけていく。
ぬおぉ!?なんだこりゃ?
新たなビールと出会ってしまった。何から説明したら良いのだろう。
まず口に含めると感じるのが、ハーブのような味わい。そしてスパイス。
ビールと認識するまでに時間を要するこの味わいは、まさに俺を新たな卒業へと導いた。
「ハーブ&スパイス童貞」の筆下し。
軽やかでサラッとした舌触りだが、不思議なことに、この舌触りが新たな出会いをよりフランクなものにさせてくれる。
甘みはほとんどセーブされており、広がるのはハーブ&スパイス。そして若干の苦みだけだ。
何とも筆舌に尽くしがたい味わいのビール。
名前からすると、冬限定っぽいので発見次第、新たな卒業を済ませてほしい。