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先日、当ブログも開設から1年が経ちました。
そのこと&2年目最初のビールを大々的に紹介しながら、「今年も頑張るで」的な挨拶文を入れようと思ってたんだけど、まぁ見事に忘れていました。
相変わらず計画性のなさが健在しておりますが、今回は『インペリアルチョコレートスタウト』をご紹介。
あのサンクトガーレンから「皇帝」とも呼ばれる一杯を飲んでいく。
いや~めっちゃ楽しみだわ~
前からずっと気になっていた一杯。
同社が最近になってスタウト4種を一斉に販売させたことで、発見→購入に至る。
2006年から毎年バレンタインの季節になると限定販売される商品。
チョコレートは使ってないんだけど、その味わいから「チョコビール」とも呼ばれる、人気商品。
アルコール度数は9%。めっちゃ熟成させたことでワインのようなコクが味わえそう。
330mlでお値段648円(税込み)。
ってことでグラスへ注いでいく。
メッチャ綺麗に黒。真っ黒けっけ。
バナナチョコレートスタウトもそうだったけど、サンクトガーレンのスタウトは真っ黒。
泡もいい感じに茶色になってるし、目も細やか。更には何分でもグラスにしっかりと持続する感じが、美味しそう感をよりUPさせてくれる。
そんでもって香りを確認。
めっちゃチョコレートやん…
なんだろうこのクオリティは…。
チョコレートは一切使ってないのよ。ブラック麦芽を高温で焙煎してチョコっぽい香りが出るだけなのよ。
だけど、香りを確かめてみると、絶対にチョコレート入れてるだろ!って言いたくなる。
それほどにほろ苦い香りが漂ってくる。
スゲぇ…。ただただ感心。とりあえず「すげぇな…」ってなりながらも飲んでみると…
あぁ……メッチャ旨い…。めっちゃ旨いよコレ……
すんごい美味しいビールに遭遇すると、語彙力が一気に低下する例のアレ。発動いたしました。
何から語ろう。いや、とにかく言いたいのは「めっちゃ美味しい」ってこと。
こんなに美味いスタウトってあっただろうか。
箕面スタウトもメッチャ×1000000000000美味しかったけど、それと同じくらいだろうか。
少なくとも国内のスタウトでは群を抜いたクオリティ。
まろやかな口当たりから広がる甘さを含んだビターチョコレートのような味わい。
決して甘ったるいわけじゃない。ビターな味わいのなかに、ブラック麦芽の甘み部分が内包されている。
味もメッチャ濃厚で、1口飲むだけでズッシリとした重みが感じられる。
アルコール度数9%ってことも相まって、飲み応えも抜群。
飲み進めるごとに、重厚な味わいが口になかで蓄積されていく。そして、いつしか口になかが良質で重厚なビターチョコレートでいっぱいに。
「グラスを空けたくない」。そう強く思ったビールが他にあっただろうか。