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今回は『セゾン1858』をご紹介。
ベルギーにある「デュ・ボック醸造所」ってところが造ってる一杯。
名前の通り1858年に創業開始したらしいんだけど、1970年代まではピルスナー1本に絞って造ってたんだとか。
ただ、それ以降上面発酵(エール系)も造り始めるようになり、今では世界各国へ輸出するほどに。
※セゾンスタイルをいつ頃造り始めたかは不明
このセゾン(Saison)はスタイルのこと。
もともとは農家の人たちの作業の合間に飲まれてたビールなんだとか。
当ブログでも紹介した…
僕ビール、君ビール。も、同じセゾンスタイル。
フワッと広がるホップの香りに思わず「ハッと」する味わいだったな…
「ろ過せずに、ホップの効いた味わいと喉の渇きを潤す、爽やかなビール」なんだとか。
注:最初「サイソン」って読んでた俺氏は大卒です。
ってことでグラスへ注いでいく。
ろ過してない影響かグラスの向こう側が見えないほど濁りのある色合い。
泡は粗め。泡持ちはそこまでよくないから、次々と消えていく感じ。
香りを確認すると、パッションフルーツのような爽快で華やかな柑橘系。
ただ、若干ながら香辛料?みたいなスパイシーな香りもあって、それが良いアクセントになってる。
どんな味なんだろう…。全く想像つかないまま飲んでみると…
なんともスパイシー!そんでもってフルーティー!
ピリッと感じる辛みのなかに柑橘系の爽やかでフルーティーな酸味。色んな味わいが1度に押し寄せてくる。
何度か口へ運んでいくと、山椒のような味わいも感じることが出来て何とも不思議な造り。
原料には入ってなんだけど、どこか…
馨和-KAGUA- Rougeに似た味わいが感じられる。
農作業の合間にコレで喉を潤してたとか現地民羨ましすぎるわ!
ピリッとした味わいは刺身とか寿司みたいに日本食と相性抜群だと思う。
普通のビールとは全く異なる味わいが楽しめる一杯。
普段とは違うテイストを楽しみたい人は是非手に取ってほしい。