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新たなビールを求め遠方まで出かけるようになった29歳の私でございます。
同年代の皆さんはネットで購入するにも関わらず。店で買うことに何の意味を見出しているのだろうか。
そんな自問自答のなか、今回紹介するのは『フレンスブルガー -ウィンターボック-』。
ドイツのミュンヘン地方で造られる力強いビール。
初見の人は驚くであろう、このビジュアル。こんなビール瓶も世界にはあるのよ。
そして、このフレンスブルガーシリーズは当ブログでも少し紹介したことがある。
どれも濃厚な味わいで、ビール大国の実力を見せつけられる。
そのなかでも、今回のビールは冬限定の一杯。
ちなみに気になる栓はこんな感じ。
親指の部分の両端を(カメラの都合で片手にて失礼)押すと「キュポン!」って音とともに白い栓がOPEN。
取っ手の部分を戻すことで栓を再び密閉することも可能。
アルコール度数は7%。
330mlでお値段599円(税込み)。
ってことでグラスへ注いでいく。
勝手なイメージで黒ビールっぽいビジュアルなのかな?なんて思ってたけど、想像以上に赤い。
まるで秋~冬に販売されるビールのよう。クリアでグラスの向こう側は透き通っている。
泡は目が粗くて、注ぎながらシュワシュワと音を立て、そして消えていった。これも意外。
そんでもって香りを確認。
おぉ!?意外とマイルドな香りなんだな
ここまで意外続き。
鼻を近づけると、麦芽の甘い香りが薫ってくる。ただ、ドイツビールの見られる濃厚な麦芽香…とまではいかず。
色の割に控えめで優しい香りが感じられる。
これは展開が読めなくなった。果たして味わいの方は如何ほどか…。
そのまま飲んでみると…
あっ濃厚~~。そして抜けていく酸味の感覚がたまらん…
ここに来てまた意外性が。まるでサプライズの塊のようなビールだ。
口に含めると、麦芽の濃厚な甘み。その後すぐ訪れる酸味。
まろやかな口当たりが、この強烈な味わいに更なる力強さを与えてくれる。
見た目以上にどっしりと力のある味わい。
優しい香りからのギャップに驚くが、この力強さこそドイツビールの本来の姿なんだと勝手に思ってる。
冬限定ってのがもったいない。是非とも通年販売をご所望する。