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今回紹介するのは『マッドリバー -レッドウッドスタウト-』。
造っているのはアメリカに醸造所を構える「マッドリバー・ブルーイング」。
この「マッドリバー」シリーズ、当ブログで紹介するのは実は2回目。
ラベルのデザインは正直言ってお洒落とはかけ離れているんだけど、味は確か。
今回の『レッドウッドスタウト』は、ローストされた麦芽の香ばしい薫りが特徴。
香ばしいスタウトって…それだけでヨダレもんだよな……
こういったビールがもっと世に広まれば、と思うのに。みんな人生損してるぜ。
アルコール度数は6.5%。
330mlでお値段367円(税込み)。
ということで、グラスへ注いでいく。
注ぎながら思ったのが「めっちゃ黒!」ってこと。
スタウトなんだから当たり前じゃね?って思うだろうけど、そんじゃそこらのスタウトと一緒にしちゃアカン。
まさに漆黒。暗黒。限りなく黒に近い黒。ダークオブダーク。
普通のスタウトは若干ブラウンっぽい色合いなんだけど、コイツはとにかく黒!
その黒さは泡にまで影響。泡も限りなく黒に近い茶色。
目が粗いものの持続はしっかりと有り。
こりゃ凄い一杯と出会ってしまったかも知れない。そう思いながら香りを確認。
コーヒーのような芳ばしい香りが……ガンガンする……
グラスに鼻を近づけようとしたその瞬間、コーヒーのような芳ばしい香りがブワっと広がっていったのだ。
まさに鼻へのクリティカルヒット。大打撃だ。
ローストされた麦芽のような芳ばしさ。モーニングコーヒーの気分に浸らせてくれる。
更にクンカクンカしていくと、ナッツのような香りも確認できる。うん。どれだけの引き出しがあるのだろうか。
色合いといい香りといい。これはかなり期待できる。
そのまま飲んでみると…
あぁ……めっちゃ濃厚。こんな濃厚にして大丈夫か?
ビターチョコレートのような味わいがなんとも濃厚。
そしてまろやかな口当たり。1口含めただけで長くまとわり付くような感覚まで。
まろやかさが、味わいをより濃厚にさせている感じだろうか。1口で随分と長く堪能できてしまう。
更には前述のナッツの香ばしさが、濃厚な味わいに深みを与えてくれる。
飲み進めるごとに味がドッシリしていくんだけど、恐らく温度が上がるにつれそうなるんだと思う。
決して冷やし過ぎず。常温でも良いくらい。
その濃厚かつ重厚感たっぷりな味わい。他の黒ビールでは決して味わえないぞ。