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今回は『ドゥシャス デ ブルゴーニュ』をご紹介。
フランス語で「ブルゴーニュ公国の侯爵夫人」って意味らしいんだけど、造ってるのはベルギー。
ラベルにはブルゴーニュ公の娘が描かれている。
このビールで「へーー」って思ったのが造り方。
18か月間しっかりと熟成したビールと、8カ月間熟成の若いビールをブレンドして造るらしく、酸味がメッチャ凄いんだとか。
アルコール度数は6.2%。
お値段は1本550円。なにげに高い…。
ってことでグラスへ注いでいく。
修道院で造られたような熟成感あるダークブラウン。
少し茶色っぽくてキメの細かい泡がふっくらと盛り上がっていく。
そして香りを確認すると…
熟したチェリーのような香りがするぞ!ってか酸味がメッチャ凄い!!
まず初めに感じたのが熟された酸味のようなもの。
思わず「酸っぱ!!」って言いたくなるほど。
でも、どこかフルーティーな香りも感じられて香りに奥深さを感じる。
「これ絶対美味しいパターンじゃん」なんて思いながら飲んでみると…
んごぉ!!しっかりとした酸味のなかにも甘みがふんわり……。なんちゅー絶妙なテイスト!
一言でいうと「スンゲー味わい」←語彙力
とにかく今まで味わったことのないものを感じた。
どんな感じか説明すると…
①カシスのような酸味がブワッと口のなかで広がる
②広がった酸味が、今度はフルーティーな香りに変化する
③最後に麦芽の甘みがジワ~っと余韻で残る
今までの修道院ビールだと…
みたいに干しブドウのような味わいかな?なんて思ってた。
けど、ドゥシャス デ ブルゴーニュはそれとは全く異なる味わい。とにかく酸味がスゴイ!
そして後からくる甘みもあってバランスが絶妙!
値段は550円と可愛くないけど、それに見合う味わいを楽しめると思う。
適温は8~12度らしいので、あまり冷やし過ぎずに飲んでほしい。