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ブログを執筆する消費カロリーで、美味しいビールも実質ゼロ㎉みたいにならんかな。
なんて想像を常日頃絶やさない私でございます。
そんな僕が今回紹介するのは『ウルフ8』。
ベルギーのウルフ醸造所で造られる、2008年創業の若手ブルワリーの一杯。
以前ウルフ・ブラック
を紹介したんだけど、今回は炒った香りの楽しめるブラウンエール。
ウルフシリーズには、前述の「ウルフ・ブラック」のほかに「ウルフ7」「ウルフ8」「ウルフ9」があるんだけど、数字の意味は調べてもわからん。
分かるのは…
「ウルフ7」…ゴールデンブロンドビール
「ウルフ8」…ブラウンエール
「ウルフ9」…ダークアンバービール
数字を重ねるごとに重厚な味わいになっている模様。
アルコール度数は8%。
330mlでお値段473円(税込み)。
ってことでグラスへ注いでいく。
同シリーズのウルフブラックとは全く異なるブラウンエール。
まるで修道院ビールかのような濃厚かつ重厚なビジュアル。
泡は目が細やかで、パチパチと音を立てる感じが、かなり軽やかそうな印象。
けど、持続性はメッチャあって、飲み終わるまでしっかりグラス上で存在感を示している。
そんでもって香りを確認。
こぉぉ…。熟成感のある干しブドウのような香りやん…
これはアレですね。僕の大好きな修道院ビールのような香りがしますね。
干しブドウのような酸味を含んだ香り。
しかも、熟成に熟成を重ねたようなこの香りは、長~い時間をかけて鼻を包み込んでいく。
これはワイングラスにした方がよかったかな?いや、たまには縦長のグラスで味わってみるのも良いかも。
土器をムネムネさせながら飲んでいく。
んあぁ……。強烈……。この酸味がたまらん
思わず顔をしかめてしまう程の強烈な酸味。
熟成感たっぷりな酸味。そして干しブドウのような味わい。
これよ。これだよ!久しく修道院ビールっぽいビールから離れてたから感覚を失いかけてたけど、俺が好きなのはコレだよ!
まろやかな口当たりから急に訪れるキュ~っとしたファーストコンタクト。
その次には干しブドウの酸味がじゅわ~っと広がっていく。
ただ、これだけ強烈だったのに、引き際は極めてアッサリ。
あれだけピッチ上で大暴れしてたのにも関わらず、あまりに潔く消えていくのだ。
そして次の1口で再び大暴れ。なんと強烈なビールなことか。