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今回は『モンスター グリーンラガー』をご紹介。
レッドドッド。聞きなれない名前でしょ?
なんとシンガポールで造られているクラフトビールなんですよ。
創業者が1997年に南アフリカで家族旅行をした際に飲んだ自家製ビールに感動。
そこから自家醸造を始めたんだとか。
レッドドットのビールは全部で2種類。
今回の『モンスター グリーンラガー』と『ソーヴィニヨンエール』。
原材料に書かれているスピルリナは養殖されている藻の一種。ビタミン類、ミネラル、アミノ酸など豊富な栄養成分が含まれているのが特徴。
そんなことより、名前が気になるよな。果たしてどんなビールなんだろうか
モンスターグリーンラガーは何がモンスターなのか。
めっちゃ緑色なのか。それともモンスター級の切れ味を持った鋭い味わいなのか。
こりゃ飲んでみないとわからん。
アルコール度数は5%。
330mlでお値段549円(税込み)。
ってことでグラスへ注いでいく。
いや、想像以上に緑!!めっちゃ緑じゃん!!
まるで抹茶のような綺麗なビジュアル。濁りも若干あって、まんな抹茶のよう。
泡は目が粗くてシュワシュワと音を立てながら消えていくサイダー系。
いや~。当ブログも500本近くビールを紹介してるけど、緑色は初めてだ。
だいぶ前に紹介した流水DRAFT以来の衝撃的なインパクト。
これはビールとして成り立っているのか。しかと確認していきたい。
まずは香りフェーズ。心を無に、先入観というものを洗い落とし、真っすぐな気持ちでグラスを近づけていく。
おぉ!香りは普通にビールだな!
意外や意外。麦の優しさと甘み、爽やかなアロマが漂ってくる。
いたって普通…と言っちゃ失礼かもしれないが、これだけのインパクトの後に馴染みのあるものがくると、それだけでビックリ。
これは普通にビールとしてイケるんじゃないか。
そのまま一気に飲んでみると…
んんんのぉ!!ほんのり緑茶の香りが広がるぞ!!飲みやすい!
一気にかき込んでみたんだが、まぁ何とも飲みやすい味わい。
サラッとした飲み口。苦みは控えめ。ゴクゴクと通りやすい心地よいのど越し。
そして注目はガーーっと運んだあとに訪れる緑茶の清涼感ある余韻。
ただでさえ飲みやすい造りになってるのに、緑茶が追撃するよう爽やかさを演出しているのよ。
これはしっかり冷やして一気に飲んでほしいタイプのビールだ。
レッドドット…。侮っていた。
特異なビジュアルが放つインパクト。その後の王道感とのギャップ。いやぁ素晴らしい。