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大手メーカー KIRINが出す黒ビール。

その名も『一番搾り<黒生>』

以前販売されていた「一番搾り スタウト」の後継となる商品らしいんだけど、新しい濃色麦芽を使うことで更なる味わいを実現させたんだとか。

確かに、以前の「一番搾り スタウト」は味が薄い?感じがあって物足りなさがあった。

けど、リニューアルしたってことで、どんな変化があるのか。黒ビール好きには気になるところ。

ってことで早速グラスへ注いでいく。

色合いは見ての通り黒。泡はしっかり立つものの1~2分ほどで消えていった。

まず初めに感じたのが、ローストされた麦芽の香り。これをしっかりと確認できた。

◆海外の良質な黒ビール
◆国内地ビールのメッチャ美味しいスタウト(黒ビール)

とかだと、注ぎながら香りを感じることが出来る。

けど大手メーカーの出す大量醸造のビールだとそうはいかない。

ただ、この<黒生>に関しては注ぎながらも黒ビールの香りを確認できた。

改めてグラスに鼻を近づけると、前述の香りに加え、焦がしキャラメルのようなものも感じられる。

この黒生は本当に香りがしっかりしてる。これだけで十分楽しめる。

飲んでみると思ってた以上にまろやかな口当たり。

コーヒーのような苦みがありながらも、マイルドな飲み口だし、ほんのり甘みを感じることもできる。

そして尾を引かない後味。シャープで締まりのがある。

正直言ってこれが約200円で飲めるのかと思うとビックリ。

香り良し、味わい良し。

以前の「一番搾り スタウト」は

ぬま

うーーん。ちょっと物足りない味だったな…

って感じだったけど、それよりも数段上がっている。

これだけの味わいで200円。コスパも良好だし、是非とも黒ビールがもっと広まるキッカケの一杯になってほしい。

そう思えるほど素敵な黒ビールだった。