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待ちに待った時間がやってまいりました。

今回紹介するのは『馨和 -KAGUA- Japanese Citrus Saison 』。

山椒と柚子を使った一風変わった味わいが楽しめる『馨和』シリーズ。

そのどれもがメッチャ×100素晴らしく、これをキッカケに醸造しているFar Yeastブルワリーの大ファンに。

ぬま

今までのビールの概念が変わったからな

特に馨和 -KAGUA- Rouge Special Edition 2017は超絶おすすめ。

今は販売されているか微妙だけど、これは本当に美味しかったし、何より感動した。「こんなビールがあるのか…」と。

他にも素晴らしい作品が多いし、いろんな思い入れのある馨和シリーズ並びにFar Yeast。

そんな思いを一気に背負い込み、今回の「ジャパニーズ・シトラス・セゾン」を頂く。

このビールは前述の山椒&柚子に加え、セゾン酵母によるフルーティーな香りを調和させた一杯。

ぬま

前置きもここらへんにして早く飲みましょうか

アルコール度数は6%とシリーズのなかでは低め。

330mlでお値段645円(税込)。

ってことでグラスへ注いでいく。

濃い黄金色というかオレンジがかった色合いというか。

ラベルのオレンジ色と少しにたビジュアル。

透き通っていてグラスの向こう側はハッキリと見える。

泡は目が細やかなんだけど、持続はそこまで…という印象。

ただ、馨和に関しては豊かな香りを思う存分に楽しみたいから、泡は無くても良いかな…なんてのが個人的な思い。

ってことでそのまま香りを楽しんでいく。

ぬま

ビックリするほどの山椒……。まさに容赦なしやで

グラスに鼻を近づけた瞬間「うわ!」って口から漏れるほどの強烈でスパイシーな香り。

でも、どこからかフルーティーな香りも漂ってきて、この重層な感じを目を閉じて堪能したくなる。

さすが馨和。この香りを楽しめるだけで600円以上の価値がある。

だがしかし、この先に最も楽しみな瞬間があるのをワイは知ってる。

よし。いただきます。

ぬま

おぉ!思った以上に優しい味わいじゃん!

独自の山椒&柚子のテイストがバシバシやってくるのかと思ってたけど、予想以上に軽やかで独特の刺激が少ない。

シリーズのなかでは優しい味わいなんだけど、でも、しっかり訴えてくる山椒のスパイシー感。

そのスパイシーを調和&新たなるステージに持っていくかのような柚子の爽やかな香り。

口のなかで軽く化学反応が起きる状況。

ぬま

優しい。けど色んな引き出しを見せてくれる一杯やな

ただ一言。今回も素敵な出会いをありがとう。