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今回は『グレープフルーツ スカルピン』をご紹介。
アメリカはサンディエゴにある「バラスポイント」っていうブルワリーが造る一杯。
1996年創業で小規模ながらも国内での評価が高く、今では世界16か国へ輸出されているアメリカンクラフトビール界のパイオニア的な存在。
以前スカルピンIPAとファゾムIPAを紹介したんだけど、さすが本場アメリカのIPAって感じのレベルの高さが印象的だった。
今回のビールは名前の通り、グレープフルーツの皮を投入したフレッシュな酸味が楽しめる仕様。
さてさて。今回のIPAはどんな出会いを演出してくれるのだろうか。
アルコール度数は7%。
355mlでお値段618円(税込)。
ってことでグラスへ注いでいく。
オレンジがかった若干の濁りあるビジュアル。
これぞまさに良質なIPA!って感じの出で立ち。堂々としている。
この輝かしい色合いを見ているだけで「あぁ…。あぁ……。」って言葉が漏れるのはホップ中毒の禁断症状です。皆さんも気を付けてください。
そして泡は目が粗くてモッチリした感じ。でも持続も良く3~4分ほどはグラスでしっかりと層を保ってた。
そんでもって香りを確認。
くおぉ!グレープフルーツがガンガン鼻を攻撃してくる!
これですよ。この攻撃力。
鼻にズシズシとクリティカルヒットしてくる刺激的なお香り。
名前の通りグレープフルーツのフルーティーでトロピカルで爽やかな香りが波状攻撃のように押し寄せてくる。
このわかりやすい感じが、いかにもアメリカっぽいよね。単細胞な俺にはピッタリハマってるんだけどね。
これは飲まなくてもわかる。絶対に美味しいですわ。
ってことでそのまま飲んでみると…
んんーー!ジューシーでフルーティーでトロピカル!!
はい。やはり超絶的に美味しかったです。
飲み口は柔らかで最初は甘い味わいがあったのよ。
でも、その後すぐに例のフルーティーでトロピカルなグレープフルーツの味わいが押し寄せてきた。
その攻撃力たるや、ホップ中毒者の俺でも思わず後ろに倒れ込んでしまう程。
柑橘の強烈な味わいに、口をすぼめながらその爽快な香りを楽しんでいると、意外にも後からジューシーな甘みも感じられたのだ。
最初と甘みと最後の甘みがまた違った印象を受けるのはなんでだろう。ホップのフルーティーな香りと混ざるからだろうか。
しかも飲み進めるごとに、その攻撃力がズシズシと尻上がりに増していくのがまた至高。後半戦は口の中だけでなく脳みそも肝臓までもがホップに包まれるわ。
ってことでレビューは以上。
さすがスカルピンシリーズ。IPA好きは絶対に手に取ってほしい一杯。