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今回は『ヴァルドシュミット -ヤコビヴァイスビア-』をご紹介。

2019年の最後を飾るのはビール大国ドイツで造られるヴァイスビア。

「ヴァルドシュミット」って調べてみるとほとんど情報が載ってなくて、恐らく小規模でやってる醸造所なのかな?

商品名の「ヤコビ」は小説家の名前らしい。

そして彼こそがビールの祭典「オクトーバーフェスト」で行われる民族衣装のパレードを考案した人物なんだとか。

オクトーバーフェスト横浜 in赤レンガ倉庫に行ってきたよ!

さてさて。大手銘柄とは違った味わいが楽しめるのだろうか。

アルコール度数は5.5%。

500mlでお値段699円(税別)。

ってことでグラスへ注いでいく。

これよ。このビジュアル。少し濁りの入った黄金色。

これ見るだけでまたオクトーバーフェストに行きたくなるよな。

注ぎながら思ったんだけど、めっちゃまろやか。

トロミ剤でも入ってるの?ってくらいまろやか。

それは泡も同様で、ヘビーでモッチリとした感じ。

当然ながら持続は良く5分経っても層をしっかり保ってる。

飲む前からわかる。これは絶対に旨い。ってことで一気にグラスを傾けていく。

ぬま

あぁ……旨ぇ………。旨ぇよ……… 

やはり美味かった。素晴らしく旨かった。

ビールか?ってくらい、まろやかな口当たりからヴァイス特有のバナナの甘み。

優しく広がるバナナの甘みを堪能していると、エステル香が顔を覗かせる。

リンゴのようなフルーティーで柔らかな香りがフッと抜けていくのを感じる。

他のヴァイスビアよりも、まろやかな分、濃厚に感じるのが不思議だな。

大きなジョッキで飲んだらもっと美味しいんだろうけど、それは勿体ないな。

そう思わせるほどのクオリティ。

このビールが2019年の最後で本当に良かった。

皆さんも良いお年をお迎えください。