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今回は『コーヒースタウト』をご紹介。
台湾にあるSUNMAIが造るクラフトビール。
少し前からイオンで見かけるようになったんだけど、まぁどれも色合いが斬新というか多彩というか。
目を引きやすいデザインで、思わず手に取ってしまうんだよな。
しかも今回は大好きなスタイルの1つ。スタウト。自然と手に取ってる自分がいたよ。
名前の通りコーヒーとビールが組み合わされた一杯。
朝に欠かせないコーヒー。そして夜に欠かせないビール。
この最強の2つがMIXされたんだから美味しいに決まってる。
アルコール度数は5%。
330mlでお値段545円(税込み)。
ってことでグラスへ注いでいく。
注がれたグラスをみて「いや~真っ黒で良いね~」なんて言っちゃうのよ。
スタウトだから真っ黒で当たり前なんだけど。
でもさ、ビールなのに真っ黒ってギャップが良いよね。肝臓をくすぐられるよね。
しかも泡は若干茶色くなってる感じも良いよね。
モコモコと膨らむ茶色い泡。これぞスタウト!って感じ。
さてさて。こんかいのSUNMAIは珈琲スタウトだからな。
どんな顔を見せてくれるのか。
ってことでまずは香りから確認していく。
おぉ!?コーヒー牛乳みたいな香りがするぞ!!
意外や意外。おぬし。なぜ乳製品の甘い香りがするのだ。
てっきりコーヒーの苦さとホップの苦みがミックスされたような香りを想像してた。
にも関わらず実際に放たれるのは、まるでコーヒー牛乳のような香り。
クリーミーでふんわりと優しく包み込んでくれそうな母性を感じる。
真っ黒なビジュアルから予想外の優しさ。これは味わいが全く読めなくなったぞ。
とりあえず飲んでみよう。グラスを傾けていくと…
飲んでみると苦みがしっかり感じられるな
香りに反して味わいは想像の範囲を越えなかったな。安心したわ。
まろやかな口当たりから、クリーミーな甘みを感じる。
けど次の瞬間、焙煎されたコーヒーのような苦みがドシっと重低音を響かせ広がってくるのよ。
優しい甘みからのギャップで少しビックリするけど、苦み一辺倒にならないから飽きないよな。
最後にコーヒーの苦みがスーッと潮が引くように消えていってフィニッシュ。
ピンクの可愛らしいデザインから、渋いコーヒーの味わいを繰り出してくるギャップ。
台湾のクラフトビールもなかなかやりますな。