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今回は『SORACHI1984』をご紹介。
サッポロビールから4月9日に全国発売された一杯。
Twitterでは前々から見かけてて、「ぜひ飲みたい!」と待ちわびたわけよ。
でもコンビニ&スーパーを練り歩いても練り歩いても見つからない。
そんななか子供とお散歩がてら寄ったスーパーでようやく発見。マッハで購入。
注目すべきは「ソラチエース」というホップ。
1984年に北海道で開発されたんだけど、その斬新すぎるフレーバーから日本では受け入れられず渡米したんだとか。
そして今回、そいつが35年の時を超えてカムバック。
クラフトビールが賑わい始めた日本に更なる衝撃を与えようとしているのだ。
アルコール度数は5.5%。
350mlでお値段238円(税込み)。
ってことでグラスへ注いでいく。
少し黄色が入った黄金色。透き通っててグラスの向こう側はハッキリと見える。
泡は目が細やかなんだけどシュワシュワと音を立てながら消えていくサイダー系。
持続もそこまで良くなく1~2分ほどでグラスから姿を消していく。
そんでもって香りを確認。
んん!?なんだこりゃ!?
初めての香り。ヒノキ?みたいな香りがほんのりと漂ってくる。
それに加えレモンのフレッシュな香りまで。
これがソラチエースの実力なのか。これは凄い。
そこまで主張が強いわけじゃないんだけど、この独特な香りが瞬く間に飲み手を引き込んでいく。
これは味が全く予想できない。そのままグラスを運んでいく。
おぉぉぉ!!なんだコリャ!ツーンと抜けるような感覚があるぞ!
まるでワサビのようなツーンとした感覚。ベアードブルーイングの「わびさびジャパンスペシャル」に似た味わいだ。
ワサビの刺激の後に続くのはヒノキとレモンの香り。これがスーーっと抜けていく。
こりゃー当時の日本では斬新すぎて受け入れがたかったのが何となく理解できる。
クラフトビールブームが起きてる昨今でも、なかなか頂けるもんじゃない。
独特。でも不思議と飲み進めるほどにワサビの風味が心地よく馴染んでいく。
これがソラチエースか。ビール好きなら飲んでみて損はないと思うぞ。