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今回は清酒で有名な黄桜から販売されている『NO SIDE』をご紹介。
ノーサイドとはあれです。多くの感動を与えてくれたラグビーで使われる用語のことです。
実は今回のラグビーワールドカップを記念して造られた一杯らしく、ラベルにはラガーマンが描かれているのよ。
ノーサイドは「試合終了」を意味するだけでなく「負けた者は勝者を称え、勝った者は敗者を敬う」という崇高な精神を表す言葉らしい。
スタイルはIPA。グリーンのラベルがホップ感をより誇張させてくれるのがエエよな。
アルコール度数は6%。
330mlでお値段350円(税抜き)。
ってことでグラスへ注いでく。
若干のオレンジ色で濁りが少しあるかな?といったビジュアル。
まさに王道とも呼べるIPA。
泡は目が粗いものの力強く、そして粘り強くグラスにへばりついている。
まさにJAPANチームの泥臭さと似ている。思わずYOUTUBEでハイライトを見てしまうな。
そして香りを確認していく。
ほうほう。シトラスの香りが強めだな
上がってくるのはシトラスの香り。
爽やかでフレッシュな香りがフッと鼻をつついていくる。
ただ、個人的に好きな突き抜けるような激しい香りは感じられず。
IPAのなかでも落ち着いた感じなのかな?という印象。
そのまま飲んでみると…
……?……おぉ!?シトラスの香りが尻上がりに強まるぞ!!!
飲んでビックリ。
軽やかな舌触りがファーストコンタクト。香りと同様そこまで刺激は強くないのかな?って思ったのさ。
シトラスのフレッシュな香り・味わいが心地よく広がってたんだけど、次第に強まるシトラス感。
尻上がりにグングン伸びていくフルーティー感に思わず目を丸くするほど。
しかも「どこまで強まるの!?」と思わずツッコみたくなるほどの上昇率。
最初が穏やかだっただけにギャップが凄い。
ふり幅が特徴のIPA。ワールドカップは終わっても熱は未だ冷めず。