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今回は『メナブレア -ストロングラガービール-』をご紹介。

当ブログで紹介するメナブレアシリーズの第3弾。

そしてシリーズ最後となる一杯はストロングラガーなる強そうなネーミング。

造っているのはイタリアで創設から170年以上の歴史を持つメナブレア社。

売上のために大量生産することを良しとせず、ただ自身のこだわりを貫き造り続ける男気溢れるブルワリーらしいんだけど、昨日おとといと飲んだビールから、その熱気はバシバシ伝わってくるのよ。

アルコール度数は8%。ストロングの名にふさわしい数値。

330mlでお値段398円(税込)。

ってことでグラスへ注いでいく。

王道のピルスナーって感じのビジュアル。綺麗に輝く黄金色でグラスの底から気泡がポツポツ…。

制御しきれずグラスをグワっと掴み、一気にゴクゴクと飲み干してしまいたくなる。

泡は目が粗めで持続もそこまで1分ちょいでほとんどがグラスから消えていった。

そんでもって香りを確認。

ぬま

うーむ…。麦芽の甘い香りがほんのり感じられるな

グラスを近づけると、ほんのりと漂う麦芽の甘い香り。

そのなかにもアルコール度数8%を感じさせるキュッとしたアルコールの香り。

「飲んだら強烈そうなんだろうな…」そう感じさせる香りがコイツにはある。

ただ、全体的には香りは大人しめ。これはこの後に訪れる何かの前触れなんだろうか。不気味だ。

息を吐き一気にグラスを傾けていく。

ぬま

おぉ……強烈…。これは強烈だ……

口に含めた途端、広がる麦芽の甘み。

「あぁ…これぞ良質なピルスナーだよな…」なんて思っているとヤツが現れた。

アルコール度数8%の強烈な刺激。

口がキュッとすぼむような味わいが襲来してきたのだ。

これぞストロングラガー。イメージ的にはのどごしSTRONGに似てるかな?

ただ、新ジャンルのようなチープな味わいではないことは確か。

麦芽の甘みやキレのある苦み、そして鼻から抜けていくフルーティーな香り。

そのどれもが確かに感じられて、さすがは海外の良質なラガービール、といったところだろうか。

強烈。けどビールの味わいもちゃんとに楽しめる。

ってことで全3回にわたったメナブレアシリーズは以上で一旦終了。

ビールの文化があまり無いイタリアにも、色んなスタイルがあるんだな。1つ勉強になったわ。