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今回は『マレッツ・ブラウン』をご紹介。
ベルギーの「デュベル・モルガット醸造所」で1963年より造られる一杯。
※正式には「マレッソ修道院」がレシピを造り、「デュベル・モルガット醸造所」へ外注。
大好きな修道院ビールってやつですな。期待が高まるで。
香ばしい甘みとアルコール度数を感じさせない軽やかな口当たりが印象的な深いブラウン・ビール。ワインのようなコクがあり、ハーブのほのかな香りが魅力。
らしい。
アルコール度数は8%。
内容量は330mlでお値段は594円(税込)。
ってことでグラスへ注いでいく。
見た目はダークブラウン。アルコール度数8%ってこともあり濃厚そうな味わいを予感させる。
泡は細やかなんだけど持続性はそこまで。1~2分ほどで消えていく。
そのまま香りを確認。
うっわ……熟成感たっぷりの酸味がすごい…
鼻をバシッと刺激する酸味。
熟成に熟成を重ねたような干しブドウっぽい香りが、まず最初に訪れた。
その後、ほんのりとカカオ?みたいな苦いテイストも確認できる。
この重厚感たっぷりの香りを引っ提げ、飲んでみると…
………うわっ!
口に含めてしばらくすると訪れる強烈な酸味。
修道院ビールによくある、熟成感たっぷりの干しブドウみたいな味わいがガツン!っと広がっていくのを感じた。
その強烈さに思わず「うわ!」ってなるほど。
この刺激の強さは今までの修道院ビールのなかでも強い方。
思わず一口ずつ舌で転がしながら時間をかけて堪能したくなる味わい。
転がしてるうちにチョコレート?みたいな苦みも感じるのぞ!
『マレッツ・ブラウン』が凄いなぁーって思った、もう1つのポイントがココ。
最後の方にチョコレートっぽい苦みも味わえるのよ。
強烈な酸味だけじゃなく、チョコの苦みが入ることで単調な味わいにならないのがGOOD!
冷やし過ぎると最後の苦みとか熟成感抜群の酸味が弱まる恐れあり。温度管理に注意して飲んでほしい。
ってことで以上!今回の修道院ビールも素晴らしい造りだったぜ!