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今回は『ライオン・スタウト』をご紹介。
前回紹介した「ライオン・ラガー」と同じシリーズ。
スリランカを代表するビールメーカー「ライオン・ブルワリー」が送る、かなりの実力を秘めた一杯。
あの世界的に有名なビール評論家でもあるマイケル・ジャクソンが「めっちゃ旨えぇ…」的な高評価を出してから、その人気は更なる高みへ。
マイケル・ジャクソンの「めっちゃ旨えぇ…」に始まり、モンド・セレクションでの最高金賞受賞など、世界中から高い支持を得ている『ライオン・スタウト』。
ネーミングの由来は、ライオンがスリランカの文化にもなっていることから。
国旗にもライオンが描かれてるからな
アルコール度数は8.8%。
330mlでお値段353円(税込み)。
ってことでグラスへ注いでいく。
これぞスタウト!と言えるビジュアル。とにかく真っ黒けっけ(語彙力)
そして泡なんだけど、これも流石スタウト!って感じ(今日は語彙力が著しく低下している)
キメ細かい泡がブワッと膨れ上がっていき、そのまま層を保ったまま長時間キープしているのだ。
そのあともグラスにへばりつく泡が濃密さを伺わせる。
だからこそ「流石スタウト!」なのだ。
そのまま香りを確認してみると…
うわぁ…すげぇ……本当にビターチョコレートみたいな香りがする……
これはビールなのか…。そう錯覚させるほど濃厚でほろ苦いチョコレートを感じる。
濃密な泡が蓋をしているせいで、香りが若干ぼやけるけど確かに漂ってくる大人な香り。
甘みはほとんど認識できず。ビター攻めな香りがなんとも印象的。
果たしてどんな味わいが楽しめるのか。そのまま飲んでみると…
メッチャ大人な味じゃね?
「こんなビール飲んだことがない」。それが始めに出てきた感想だ。
何が凄いって、前述のほろ苦い味わい。この主張がとにかく凄いのだ。
まろやかでスムーズに入っていく口当たりとは裏腹に、ビターチョコレートのようなアダルトでいぶし銀でダンディな味わいが口いっぱいに広がっていく。
上面発酵ってことで、薫りの広がりも相当なもの。
これは当事者じゃないとわからんと思うけど、フワッと華やかに広がっていくのだ。
マイケル・ジャクソンが称賛する理由がわかる。それもたった1口飲めば。