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今回は『ライオン・ラガー』をご紹介。
鬣がこれでもか!ってほどラベルを覆っているビールが今回レビューしていく一杯。
スリランカで代表的なビールメーカーである「ライオン・ブルワリー」って所が造っている定番の商品。
いわばASAHIのスーパードライ的な存在なんだろうか。
1881年より醸造されているビール。
選び抜かれた原料を使用し、爽やかでナチュラルな味わい。個性あふれる人におくる個性的なビール。
アジアで最古の醸造所を持っているらしく、その歴史の凄さもそうなんだけど、2006年のモンド・セレクションでも金賞受賞するほどの実力。
スリランカってあまりビールのイメージがないけど、アジア系のビールらしい軽やかでドリンカビリティの高い味わいなんだろうか。
当ブログでもスリランカビールは初なもんで期待が高まる。
アルコール度数は4.8%。
330mlでお値段353円(税込み)。
ってことでグラスへ注いでいく。
アジアのラガービールにしては色が濃くて、若干オレンジがかったビジュアル。
泡も少し変わってて、目が細かい&濃密さを感じる。
他のアジアンビールってサイダーみたいにシュワシュワ音を立てて瞬く間に消えていくものが多いけど、ライオンビールに関しては真逆。
アジアの常識を覆すような細やかで持続性もある泡。
そんでもって香りを確認。
おぉ…ふんわりと濃厚な甘みが漂ってくる……
トウモロコシのような甘みが、そよ風にのって漂ってくるような感覚。
更にはラガー特有のシュッとした苦みも後から感じられるからGOOD!
濃厚な甘み→シュッとした苦みが、ライオンビールにメリハリを与えてくれる。
うん。これは期待大だな。ってことで飲んでいく。
おぉ!意外にもサラサラして飲みやすいぞ!
濃厚な甘みからは想像出来ないほどのライトな舌触り。
口に含めた途端「めっちゃサラサラじゃん!」とツッコミを入れてしまうほど。
サッパリとした苦みと、のどを通った後の爽快感、まさにアジアンビールのそれと同じ。
ただ、若干ながらもったり感というかコクが強いかな?って印象。(悪い意味じゃないぞ!)
力強いラベル。濃厚な色合い。そして濃密な泡。
そこから繰り出される軽やかな味わい&のど越しに、良い意味で不意打ちを喰らいつつ、あっと言う間に330mlを飲み干す。