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今回は『デイ・オブ・ザ・デッド ポーター』をご紹介。
メキシコにある「マイクロブルワリー」で醸造されているビール。
ここのブルワリーは何と言ってもラベルに骸骨が描かれた斬新なデザインが魅力。
今回のポーターをはじめ、IPAやヘーフェヴァイツェン、アンバーエールなど、ことごとく骸骨が拵えられている。
海外のビールって突飛なデザインがエエよな
とあるスーパーで「デイ・オブ・ザ・デッド」シリーズが大量に売ってたか、根こそぎ購入。
当ブログで間髪入れずに紹介していく予定(あくまでも予定やで)。
ビール・オブザーヤー2013で最高得点を獲得した『デイ・オブ・ザ・デッド-ポーター-』。
斬新でミステリアスで、どこかポップなデザインながら実力は本物のよう。
アルコール度数は5%。
330mlでお値段397円(税込み)。
ってことでグラスへ注いでいく。
グラスに注ぎながら思わず「いや~良い色!素晴らしいね!」なんて言葉を漏らすほどのダークなビジュアル。
まさに漆黒。暗黒。直黒。真黒。「ポーター」の名前を一手に受け継ぐべし色合い。
泡は目が粗めで、瞬く間に闇へと葬られる。
そのまま深い黒ビールに鼻を近づけてみると…
チョコレートのような…コーヒーのような…とにかくビターな味やな
ビターで落ち着いた香りが鼻を刺激してくる。骸骨のラベル&漆黒のビジュアルから織りなす落ち着いた香りが不気味な印象を与えてくる。
ただ、全体的にまろやかで落ち着いていて、でもしっかり主張してくる芳ばしい香り。
うん。これは絶対に旨い。ラベルはヘンテコだけど絶対に美味しいハズ。
そう確信して、そのまま飲んでみると…
えぇ……メッチャ渋くね?いぶし銀なんだが……
この展開は予想外だった。
キャラメルの甘みを含んだビターな味わいなのかな?なんて思ったけど、想像以上に渋さメイン。
コーヒーの渋い部分を抽出したかのような、男気溢れる力強い味わいが広がっていくのだ。
しかもこの剛力をもった渋み、意外と長い時間染み渡っていく。
甘みを抑えた大人な味わいに、思わず「いぶし銀」と例えたくなる。とにかくアダルトでダンディな味わいなのだ。
ただ、最後の最後にフワッと軽やかで華やかな香りが抜けていく感覚が。
別れ際の最後にこんなサプライズがあるとは…。
ラベルの感じからは想像できないほどの渋くて、でも単調じゃない味わいに感動。
宅飲みとかで持っていくと受けが良さそうな一杯。是非とも飲んでみてくれ。