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今回は『キャスティール・ルージュ』をご紹介。

世界のビール博物館(ソラマチ店)に行った際に購入した一杯。

この時にキャスティールのシリーズは何本か買ったんだけど、その理由は

ぬま

キャスティール・デュンケルが常軌を逸するほど旨かったのだ

コイツが死ぬほど美味しくて一発で虜になったキャスティール。

今回のルージュは、「キャスティール・ブリューン」にサワーチェリーを入れて半年以上熟成させたエールビール。

フルーツビールにも分類されるんだけど、たっぷり熟成させてるってことで、大人な味わいになっている模様。

アルコール度数は8%とフルーツビールにしては高め。

330mlでお値段616円(税込み)。

ってことでグラスへ注いでいく。

ブラウン系というか…ブラックチェリーと同じ色だな。

漬けてるチェリーっていうのもブラックチェリーなんじゃないか?そう思えるほどダークな見た目。

泡はフルーツビールらしく注いだそばからシュワシュワと消えていく。

ご覧の通り、注いですぐにパシャ!でも泡が全くない状況。

でもさ、普通のフルーツビールってアルコール度数が2.5%~4%と低いんだけど、キャスティールに関しては8%もあるのよ。

アルコール度数の違いが香り・味わいにどんな変化をもたらすのか。楽しみですな。

ってことで、まずは香りから確認していく。

ぬま

すげえ!色んなフルーツの香りを感じるぞ!!!

事前に調べてた通り。

ブラックチェリーとバナナ、イチジクの甘み。そして青りんごの酸味。色んな果実の香りが次々とやってくるのを感じる。

これだけ複雑に織りあうようにフルーティーな香りが押し寄せるのに、決してバラつかず1つにまとまってるのが凄い。

互いを尊重しつつ個を出していく。そんな協調性がキャスティールには感じられる。

果たしてどんな味わいが楽しめるのか。期待も一気に高まる。

ぬま

ブラックチェリーの甘みと熟成感たっぷりの酸味。そして後から色んなフルーティー香が…… 

1口飲んだ感想。情報量が凄い!!

口に含めた途端に広がるブラックチェリーの甘み。

そしてアルコール度数8%は伊達じゃない。熟成に熟成を重ねたからであろう酸味も併せて押し寄せてくる。

これだけでも「おぉ…」とたじろぐ。でもこれだけで終わらないのがキャスティール。

前述の青りんご、バナナ、イチジク。色んな果実の香りが次々と鼻を駆け抜けていくのだ。

たった1口。ほんの少し口に含めただけで広がる圧倒的情報量。

「キャスティール・デュンケル」もそうだったけど、ほんの少し飲むだけで長~く堪能できるのが本当に素晴らしい。

やはりキャスティールの実力派本物だった。

これだけフルーティーなら普段ビールを飲まない人でも、甘いお酒が好きな人でも楽しく飲めるのではないか。