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本麒麟の大ヒットによって1人勝ちしたキリン。この好調をどこまでキープできるのか?
ということで今回紹介するのは『一番搾り -匠の冴-』。
販売は去年の4月3日と結構前なんだけど、細く長く売られている印象の一杯。
このビールは麦芽の旨みそのままに、氷点下で熟成する製法を採用。それにより余計な雑味を抑え研ぎ澄まされた味わいになっているんだとか。
普通の一番搾りとはどんな違いがあるのか?
「匠の冴」って名前が個人的にくすぐられる。いぶし銀に弱い。
アルコール度数は5%。
350mlでお値段221円(税込み)。
ってことでグラスへ注いでいく。
ビールのお手本かのような綺麗に透き通った黄金色。
研ぎ澄まされた、洗礼された色合いで、クリアな味わいが連想できる。
泡は目が大きいものの意外にも濃密で持続もまぁまぁアリ。2~3分くらいはグラスでしっかりと保たれている。
そんでもって香りを確認。
濃厚な甘みのなかにシュッと苦みが来るな
普通の一番搾りとは明らかに異なる香り。
麦芽の濃厚な甘みがふんわり漂うなかに、シュッとキレ味鋭い苦みが刹那のように鼻を刺激してくる。
この刹那が、一見まろやかそうな香りに強烈なアクセントを加えてくれており従来のビールとは一線を介する。
これは期待ができるぞ。ということでそのまま飲んでみると…
おぉ!これまた香りフェーズと異なる刺激でビックリ!
口に含めると、切れ味鋭いシュッとした苦みが広がっていく。
スーパードライの苦みよりも更に鋭い。でも、苦みにしつこさがなく、後味に麦芽の甘みが訪れるからファーストコンタクトで受けた印象よりもずっと飲みやすい造り。
まさに研ぎ澄まされたような味わいにビックリ。
普通の一番搾りよりも苦みが強い印象。そして洗礼されたシャープな味わいに、気づくと喉が更なる刺激を求めている。
ビール初心者にはオススメ出来ないかも知れないが、のど越し・苦みを欲するユーザーにはピッタリの一杯。