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今回は『グーデン カロルス・クラシック』をご紹介。
このビールはベルギーで造られてるんだけど、その歴史は遡ること1369年から!
調べてみると、1471年には病院の記録に残ってて、安全な飲み物としてこのビールも使用されてたらしい。
※当時は水を介して伝染病が広がってた。
造るのにも時間がかかってて、ボトルに詰めて二次発酵に10日間。
その後温度を変えて3か月間発酵させることでアルコール度数を高めていく製法。
アルコール度数は8.5%。内容量は330ml。
お値段は570円と何ともアレな感じ。
まあ手間ひまかかるとコストも上がるからな。仕方なしやで。
ってことでグラスへ注いでいく。
ちょい赤みがかったダークブラウンな見た目だけど、グラスの向こう側はハッキリ見えるほど濁りが少ない。
軽やかそうな泡がシュワシュワ立つんだけど、意外にも長持ち。グラスにへばりついて持続する。
そんでもって香りを確認。
ほんのり干しブドウの香りが……。あ!プラムも感じるぞ!
しっかり熟成されたビール特有の干しブドウっぽい香り。
そこまで主張は激しくないんだけど、優しく刺激してくる感じがGOOD!
後からプラムとか焦がしキャラメルみたいな香りも感じられる。
酸味とフルーティーな甘みが鼻でしっかりキャッチできる何とも不思議な造り。
よし。これは絶対に旨い。確信をもって飲んでみると…
熟成感たっぷりの酸味…。そして後からキャラメルっぽい甘みが…。
飲んでみると、香ってた以上に刺激ある酸味&甘みが口全体に広がっていく。
熟成された干しブドウ。そしてキャラメルを焦がしたような甘み。
それがジワ~っと広がっていくのよ。
更には前述のプラム?みたいなフルーティーさも感じられる。
そして最後は、余韻として残ってた干しブドウっぽい酸味がスーーッと消えていってフィニッシュ。
これだけ色んな味わいが絶妙なバランスで味わえるのが凄い。
是非とも一口ずつ、じっくり時間をかけて飲んでほしい。
そんでもって、この香り・味の変化を堪能してほしい。
そう思える一杯。それがグーデン カロルス・クラシック