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今回は『クリオロエール』をご紹介。
横濱元町に1981年開業したフレンチレストラン「霧笛楼」と、横浜ビールのコラボで造られるチョコレートビール。
どうやら冬季限定らしく、成城石井で「残りわずか」的な感じで売られていた一杯。
サンクトガーレンのチョコビールとは異なり、こっちはカカオを使用。
深い香りとまろやなかカカオの余韻が楽しめるんだとか。
アルコール度数は5,5%。
330mlでお値段627円(税込)。
ってことでグラスに注いでいく。
注ぎながら思わず「黒っ!」っと声が漏れるほど。
まさにダークオブダーク。チョコを溶かしてそのままビールにしました!的な黒さを感じる。
泡は目が粗いもののメッチャ濃密。
モッチリとした泡は当然ながら持続も良く、5分以上はグラスの上で存在感を示している。
これはかなり期待できそうだな。そのまま香りを確認してみると…
くぉぉ……めっちゃスゲぇ……
当ブログも2年目を迎えており紹介してきたビールは400本を超えている。
あらゆるビールと出会い、あらゆる味わいと出会い、色んな表現を学んできたハズなのである。
にも関わらず出てきた言葉といえば「めっちゃスゲぇ」。小学生か。
ただ、他に言葉が浮かばなくなるほど、濃厚かつ重厚でビターなカカオがプンプン薫ってくる。
とにかく濃厚。どっしりと構えたカカオが瞬く間に俺を至福の時間へと導いてくれる。
思わず何度も楽しみたくなる香り。
そして、目を閉じながら何度も何度もグラスを近づけていると、爽やかで吹き抜けるような香りまで感じられるように。
なんて不思議な香りなんだろうか。いや、これは凄い。本当に「めっちゃスゲぇ」なのだ。
これは絶対に超絶美味しいに決まっている。決定事項だ。
そのまま飲んでみると…
あぁ……うめえ……旨いよ……
このビールに出会えたことに感謝したい。なんて美味しいんだろう。
カカオのビターで重厚なファーストコンタクト。
あまりに濃厚で思わず驚くと、矢継ぎ早に訪れるのは前述の爽やかで吹き抜けるような香り。
この相反するテイストが織りなす奇跡のセッション。
重厚なのに爽やか。想像できるだろうか。いや、飲まなければわかるまい。
じっくりと時間をかけて飲んだ1口。最後にはフルーティーな香りがスーッと抜けていくのだ。カカオの苦みと一緒に。
貼れるリンクが無かったのが残念だけど、是非とも血眼になって探してほしい。
値段以上の味わいがそこにはある。とにかく「めっちゃスゲぇ」から。