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今回は『わびさび ジャパンペールエール』をご紹介。
ペールエールとIPA、そして「日本」を組み合わせたビール。
造っているのはホップの使い手ベアードブルーイング。
日本の美的理念の1つ「わびさび」。
何かそこにあるが、明白ではなくあからさまでもない。
そこには確かに描かれている。けど何があるかがハッキリ見えない。
敢えてぼかすことで日本らしさを表現したとのこと。
原料にはわさびと緑茶が使われてるらしく、これも日本らしさを感じられるんじゃないか。
アルコール度数は6%。
330mlでお値段459円(税込)。
ってことでグラスへ注いでいく。
ペールエールにしては色が濃く、若干ブラウンがかっている。
そして濁りもあり、酵母らしきものが各所に浮かんでいるのも確認できる。
そして泡。これが何といっても濃密で力強さを感じる。
泡立ちもかなり良く、モコモコと膨れるように盛り上がっていったんだけど、更に驚いたのがコレ。
この泡を見れば、このビールの泡の強さを感じることが出来よう。
最早、個体とも呼べそうなほどどっしりとした泡がグラスで鎮座しているのだ。
そしてお次に香り。ホップの使い手であるベアードブルーイングが造ったビールだ。
嗅覚に意識を集中させグラスを近づけると…
はぁぁ……。フルーティーに香ってくるなおい!
グラスをほんの少し近づけただけで香ってくるフルーティーな香り。さすがベアード。
だが、これに負けじと更に香りを確認していくとハーブのような爽やかさも感じることが出来た。
ただ「わびさび」のコンセプト通り、そこまで明確に訴えかけてくるものは無く、まだら模様のように漂ってくるのが印象的。
ハーブを感じる。フルーティーさを感じる。ペールエールらしい。けど明確な「コレ」が無い。
この「あやふや感」が我々を更なる深緑へいざなおうとしてるのか。
そのまま飲んでみると…
おお!ワサビのツーンとした感覚があるぞ!
コイツの存在を忘れてた!事前の調べで把握していたワサビの存在を!!
口に含めた途端、ワサビ特有のツーンとした刺激が鼻を抜けていったのだ。
思わず「ぬおぉ!」と声を漏らしてしまう30歳手前のオッサン。
ただ、やはりそこはベアードブルーイング。ホップの香りで魅了してくれた。
なめらかな口当たりから人がるフルーティーで爽やかな味わい。
けど、緑茶のようなハーブ感というか日本人の馴染み深いテイストも広がっていった。
ワサビにホップ、そして緑茶。演者は特異なれど、そのハーモニーは絶妙で新鮮で、気がつけば次の1口を運んでいる。
こんなビールは飲んだことが無い。コンセプトが斬新。そしてアイディアが勝った一杯。
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