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高そうなチョコを買ってきたかと思えば、勝手に箱を開けて自分で食べてしまう妻。
「今日バレンタインでしょ?俺に買ってきたんじゃないの?」って心のなかでツッコむものの、波風を立てまいとスルー。
そんな悲しい2月14日が今年もやってまいりました。そして今年も例年通りな感じになっております。
ってことで今回は『オレンジチョコレートスタウト』をご紹介。
スタウトを造らせたら国内じゃ右に出るものはいないんじゃ?
そう思わせるクオリティの数々を連発するサンクトガーレン。
今回は、そのなかでも少し変わったオレンジを原料とする一杯が登場。
オレンジを皮ごと細かく刻み、ジャムを作るように長時間煮込みながら造られる一杯。
チョコレートって書かれているけど、原料にチョコは一切使っておらず。
ビールの原料のみで、まるで本物のチョコのような味わいを出す、魔法のような製法。これぞサンクトガーレン。
チョコに、オレンジの風味が加わったビールとは…。果たしてどんな味わいなんだろうか。
アルコール度数は6.5%。
330mlでお値段540円(税込)。
ってことでグラスへ注いでいく。
やはり黒い。
サンクトガーレンのスタウトって普通のスタウトに比べても黒い気がするのは俺だけだろうか。
泡も濃厚で、目が粗いながらも一切消えることなくグラス上に残ってる。
持続はメッチャある。5分くらいは層を保ってたな。とにかく泡が濃密。
そんでもって香りを確認。
めっちゃチョコやん。ビターチョコの香りがプンプンするぞ
強烈。猛烈。激烈。
とにかくビターチョコの重厚な香りが鼻をビシバシと刺激してくるのだ。
ただ、オレンジっぽい香りは感じることが出来ず。これは飲んだ時に登場するのかな?
スタウトでこれだけ濃厚な香りを放つのは、国内だとサンクトガーレンくらいだろうか?
とにかく濃厚で重厚でビターな香りがプンプンしてくる。素晴らしい。
そのまま飲んでみると…
あっ…意外にも甘いぞ。そしてオレンジの風味も感じる!旨いぞこれ!
やっぱりサンクトガーレンのスタウトって凄いよね。どれも旨めーよ。
口に含めると意外や意外。チョコのような甘い味わいがふんわりと広がっていく。
そして、お次にやってきたのが今回メインとなるオレンジ。
ほろ苦さと果実の酸味を含んだ風味が、フワッと颯爽に抜けていく感覚がある。
オレンジの主張はそこまで強くないんだけど、チョコの甘みと、最後にくるカカオのような苦みに彩を与えるアクセントになってるのが素晴らしい。
この爽やかなアクセントのお陰で、飲みやすいというかしつこさが無い。
だから次の1口がまた新鮮かつ嫌味なく飲めちゃう。
うん。素晴らしいよ。
黒ビールを意味なく敬遠する人に言いたい。
美味しいから飲んでみな(小並感)