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今回は『オラホビール -ケルシュ-』をご紹介。
先日突如始まったオラホシリーズの第3弾。
今回は小麦麦芽を使ったまろやかな味わいが楽しめるケルシュが登場。
造っているのは株式会社信州東御市振興公社ってところ。
ここはホップの使い方が凄いもんで、ホップLOVEな私としてはドンピシャな味わいの数々に驚嘆しているのよ。
ちなみに、今まで書いてなかったけど「おらほ(OH!LA!HO!)」は方言で「私たちの地域」って意味らしい。
「私たちの地域で造るビールですよ!」的な意味だろうか。
第1・2弾が美味しすぎて、もはや意味なんてどうでもよくなってしまう。
花より団子ですみません。
アルコール度数は4,5%。
350mlでお値段470円(税込)。
ってことでグラスへ注いでいく。
見た目はヴァイツェンのように白く濁った黄土色、といったところか。
泡は目がキメ細やか。持続もまずまずあって、グラスにへばりついている所を見るとかなりの濃厚さが伺える。
そんでもって香りを確認。
バナナの香りと、ほのかにパンみたいな香りもあるぞ…
ヴァイツェンのようなバナナ香がふわっと広がる。
その後もグラスを近づけてみると、パンのような香りも漂ってくる。
パンの香りは、小麦を使っているからだろう。そこまで主張は強くないんだけど、確かに感じられる。
ヴァイツェンまで強烈ではないけど、全体的に優しく、そして柔らかな香りを楽しめる。
そのまま飲んでみると…
結構フルーティーだな。まるでペールエールみたいだ
優しかった香りフェーズとは裏腹に、口に含めてみると意外にも爽やかな香りが。
バナナのような甘みが広がり、その後スーーっと抜けていく柑橘の香り。
更には飲み進めていく毎に、香りが蓄積されて強烈になっていく。
まるでヴァイツェンとペールエールのハーフ&ハーフ。
これだけホップを効かせてくるのあたり、さすがオラホビール。
今まで飲んできたオラホシリーズのいずれも、ホッピーで仕方ない。
小麦を使ったビールでも、これだけ華やかな香りが楽しめるとは。
ホップ愛を感じるOH!LA!HO!ビール。ホップ中毒者にはたまらんブルワリーだな。