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今回は『ミスティックピーチ』をご紹介。

ベルギーで造られるフルーツビール。

スパイシーなホワイトビールをベースに、ピートの香料を加えた一杯。

ぬま

ベルギーのフルーツビールって至高だよな

フルーツビールと言えばベルギー。レベルの高いラインナップは、まるでレアルマドリードのよう。

アルコール度数は3.7%。

250mlでお値段302円(税込み)。

さてさて、今回はどんな味わいが楽しめるのか。

早速グラスへ注いでいく。

まるで白桃の果汁をブレンドしたようなビジュアル。

淡くて、そしてどこか白っぽい。濁りもあってまるでジュースのよう。

更に注目したいのは泡。

フルーツビールってサイダーみたいに泡がすぐ無くなるんだけど、このビールは違う。

目は粗いものの濃密で重厚、モコモコとした泡が分厚い層になっている。

しかも持続も長く、3分以上はとどまっている。これはフルーツビールにしては珍しい。

これは今までのとは違う予感。そのまま香りを確認してみると…

ぬま

めっちゃ白桃やん

すっごいフルーティーな香り。

白桃のマイルド&まろやかな甘い香りが、ふんわりと包み込むように漂ってくる。

重厚な泡で香りがセーブされているハズなんだけど、それでも十分なほど。

瓶に入ったお高い値段の桃ジュースあるじゃん?あれみたいな香りがする。

高品質な桃を絞ってそのままビールに入れました、みたいな。そんな感じ。

これは期待できそう。そのまま一気に飲んでいく。

ぬま

おぉ!今までになかった酸味がお出ましだ!

こいつは意外。

香りで確認できていた桃の濃厚な甘み。口に含めると、コレが一気に広がっていく。

ただ、その後から果実特有の酸味が訪れるのだ。

おい、この酸味よ。今までどこに隠れていたんだ。ここにきて伏兵の登場だ。

しかしながら、この酸味が『ミスティック・ピーチ』の魅力を引き立たせてくれる。

熟成とともに築き上げてきた酸味が、完成までの工程を想像させてくれる。「こうやって出来上がるのかな」と。

こんなフルーツビールもあるのか。また1つ勉強になった。

桃の濃厚な甘み。そして伏兵となる酸味。ベストマッチだ。