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宮崎県といえば「ひでじビール」。

そんなひでじビールが「宮崎農援プロジェクト」と題して造ったビールを紹介する。

それが『宮崎の実り-日向夏-』

このプロジェクトは、宮崎県内の農畜海産物を積極的に利用した新規商品の企画・開発・ブランド化することで、宮崎県の一次産業活性化を図るもの。

そんなプロジェクトをひでじビールは平成22年から取り組んでるらしい。

宮崎県のビールといえば「ひでじビール」で有名だし、地元愛を感じる取り組み。

プロジェクトでビール含め色んな商品を作ってるんだけど、今回は「日向夏」っていう果実で造られたビールを紹介していく。

これが宮崎県原産の日向夏。

フルーツテイストのビールってことで、宮崎の味わいを全力で感じたいと思う。

栓を開けてまず驚いたのが香り。日向夏の香りがスゲーする。

 

鼻を近づけたわけでもなく、少し離れたところに置いてカメラの準備してたら柑橘の香りを感じる。

ぬま

こんだけ離れてんのに香ってくるってどんだけだよ!

しっっっっっかりと香る日向夏に驚きを感じつつグラスに顔を近づけると、酸味が鼻を抜けていく感覚がはっきりとわかった。

あまりにフルーティー香りに「ジュース?」って感じるほど。

濁りある黄土色。どちらかというとヴァイツェンのような色合いに似ている。

飲んでみると更にビックリ。

ぬま

えっこれジュース?ん?でも苦味もほのかに感じるしな…

口に含めた途端、日向夏のメチャクチャ爽やかな香り・甘みが広がる。

それがジュースを飲んでると錯覚させるんだけど、その後にほんのり苦みもやってくる。

苦味を舌で受け止めて初めて「あぁビールか」って気づく。それほどにフルーティーな味わい。

フルーツ「テイスト」ってことで、フルーツビールみたいな甘ったるい感じはない。

個人的には、これだけフルーティーな造りにも関わらず苦みも味わえるってのが珍しいし、新しい味わいで好き。

日向夏の魅力をしっかり出しつつ、ビールとして楽しめる味わいになっているハイレベルな一品。