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今回は『フラーズ・ロンドンプライド』をご紹介。
家族経営ながら100年以上の歴史ある「フラーズ」から販売されている一杯。
今までも…
を紹介してきたけど、いずれも流石…と言いたくなる味わい。
そのなかでも今回の『ロンドンプライド』はイギリスで最も人気のあるプレミアムビールの1つ。
使用するホップは3種類。
「ターゲット」…滑らかな口当たりとアロマ付のためによく加えられる
「チャレンジャー」…適度なアロマと苦み。スパイシーな香り。
「ノースダウン」…調べても出てこず
どれも初めて見る原材料ばかり。
ほほう…。尚のこと味の予想ができんな
アルコール度数は4,7%。
330mlでお値段365円(税込)。
ってことでグラスへ注いでいく。
秋ビールのような綺麗な琥珀色。
濁りも無くクリア。琥珀色で濃い目なのにグラスの向こう側はハッキリと見えるほど。
泡は目が少し粗め。2~3分ほどで消えていくため、持続はまぁまぁ…って感じ。
そのまま香りを確認。
ほんのりグレープフルーツの香りがするかな?
グラスに鼻を近づけると、ほんのりとグレープフルーツの香りが漂ってくる。
ただ、そこまで柑橘系特有の鋭さは無く、優しくほんのり……と薫る程度。
現地イギリスのエールビールでNo1,2を争うほどの商品なだけあって、そこまで尖った感じはせず。万人受けしそうな香り。
そのまま飲んでみると…
フワッと広がる華やかな香り……。そして麦芽の甘みが染み渡る……
こりゃー旨いでごわす。
口に含めた途端に広がるグレープフルーツの優しい香り。
その後もふんわりと残り香が漂っていて、思わず目を閉じながら余韻を楽しみたくなる。
そうやって目を閉じていると、麦芽のしっかりとした甘みが染み渡っていく感覚が…。
香りだけでも十分楽しめちゃうのに…。甘みも堪能できるなんて…
これは現地で親しまれる訳ですわ。
優しく香るグレープフルーツ。そして染み渡る甘み。
クラフトビール初心者の人でも入門編としてオススメ出来そうな、飲みやすい味わい。
ゴクゴク飲むだけがビールじゃない。
エールビールのデビューに是非いかが?