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今回は『ファウンダーズ -オールデイIPA-』をご紹介。
アメリカで造られるセッションIPAの先駆け的な存在。
約2年にもわたる試行錯誤の末に完成した一杯は「1日中飲んでいられる」そうで、そのことから『ALL DAY IPA』が名付けられたんだとか。
このファウンダーズというブルワリー。初めてだから調べてみると、このようなコンセプトが・・・。
“我々は一般大衆に向けてビールを造ったりはしない。我々のビールは、味わいの限界を押し広げるようなビールを好む数少ない頑固者たちに向けて造られている。簡単に言えば、我々のような人々のためにビールを醸造しているのだ。”
これは・・・尖ってそうだな
味わいの限界を押し広げるような。頑固者たちに向けて造られている。
僕が果たして頑固者になれるだろうか。いや、このビールがキッカケになってくれるだろうか。
アルコール度数は4.7%。
355mlでお値段500円(税別)。
ってことでグラスへ注いでいく。
おぉ・・綺麗だな。
オレンジ色の入った少し濁りのあるビジュアル。
泡は目がメッチャ粗くて軽やか。でも粘り気があって持続はまあまあ。3分くらいはもってる。
そんでもって香りを確認。
おぉ・・シトラスの香りが強いな
グラスに注いでる時から香ってたのさ。
でも改めて薫ってみるとシトラスのアロマがフワッと強く入ってくる。
軽やかで、でも力強い。グレープフルーツみたいな香りもある。
豊かでキレのある香り。これぞセッションIPAですよ。思わず何度もグラスを近づけてしまう。
こりゃ絶対に旨いな。そう確信しながらグラスを傾けていく。
おぉ・・強烈・・強烈なアロマだ・・・
これは・・個人的に大好きなやつだ・・・。
口に含めた瞬間にやってきたグレープフルーツの爽やかで突き抜けるような香り。
スコーーン!と脳天を突き刺してくる。
グレープフルーツだけじゃない。シトラスの香りも感じる。
強烈なファーストコンタクトの後にきたのは麦芽の甘み。そして若干だけど松のような渋みも感じる。
柑橘系の香り。麦芽の甘み。松の渋み。
この3者がそれぞれ絶妙なバランスで仕事をしてくれてる。こりゃ凄い。
ファウンダースさん。初めまして。そして他にもビールを造ってるのなら教えてください。
思わず頭を下げてしまうほど強烈なインパクトだった。
ホップ中毒者にはぜひともオススメしたい。