スポンサーリンク
今回は『ユーロホップ』をご紹介。
ユーロホップは「第4のビール」とも呼ばれるベルギー産のビール。
第4のビールっていうのは、麦芽使用率を50%近くまで高めつつも、麦を原料とするリキュール(蒸留酒)を加えたもの。
※酒税上は第4のビールも第3のビールに分類されるけど、製法の違いから呼称が異なっている。
調べても情報があまり出てこないんだけど、ベルギー産の原料を使い、現地の製法になるべく近づけて造られているんだとか。
アルコール度数は5%。
330mlでお値段106円(税込)。
安いながらも、本場の味を可能な限り再現していったという一杯。楽しみでごわす。
ってことでグラスへ注いでいく。
普通のラガービールより黄土色?っぽい暗い見た目。
ただ濁りはなく、グラスの向こう側はハッキリと見える。
泡は目が粗いものの濃密。グラスにしっかりとへばりついてて106円とは思えないクオリティ。
そんでもって香りを確認。
おぉ!?ヴァイツェンみたいな香りだぞ!
バナナのような甘い香りがほんのりと漂ってくる。まるでヴァイツェンのよう。
さすがに本物のソレとは比べ物にならないけど、値段を考えると香りの完成度としては申し分なし。
心地よいフルーツの香り。これは味にも期待が出来る。
ってことで飲んでみると…
うーーん……。ちょいと味が薄いかな……
口に広がる麦芽の甘み、ホップの香り、苦み。
そのどれもが普通のビールよりも薄まった感じ。
香りは本当に素晴らしかっただけに、この味は少し残念。
ただ、同価格帯である第3のビールと比べると、遥かにビールらしい自然な味わい。
麦芽・ホップ・水をそれぞれ舌で感じ、味わえるのは素晴らしい。
ビールらしい雰囲気を安価で楽しみたいならユーロホップ
いやいや味は濃くなきゃ!って言うなら第3のビールだな