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今回は『ハノイビール』を紹介。
ベトナムの首都ハノイで親しまれてる現地では超絶メジャー級の一杯。
ハノイへ行けば食堂でもレストランでもスーパーでもどこでも置いてある、いわばスーパードライ的な存在。
ネットで調べてもあんまり情報が出てこないんだけど、物価が安い現地ベトナムだと1本あたり50円くらいで買えちゃうらしい。
メッチャお得やん!日本の発泡酒より安い!
アルコール度数は4.5%で330ml。
ちなみに日本で買うと260円(税込)ほど。スーパードライより高い。
ってことでグラスへIN!
グラスに注いだ瞬間思ったのが「薄っ!」。
写真よりも実際は遥かにライトな色合いだし、今まで紹介してきたなかでNo1かも…って思うほど。
ただ、このライトな色合いが東南アジアの蒸し暑い気候と料理に合うんだよね。
泡も過去最強クラス。メッチャ目の粗い泡がシュワシュワ立つんだけど、速攻で消えてく。
香りはあまりしないだろう…なんて想像しちゃったけど、とりあえずグラスに近づけてみると…
なん…だと…(チャドの霊圧は消えてない)
もはや説明不能。「香りはあまりしないだろう」という前評判を覆し、鼻を刺激するものを感じることが出来た。
しかし、それが何なのか。どんな香りなのか。今までの経験則で例えられるものがあるか。
色々考えたけど不明すぎて取りあえず中学生のころ死ぬほど読みまくったBLEACHを唐突に出してしまう程。
それくらいの混乱を招くほど例えようのない香り。
そして今、改めて香りを確認したけど、アウトプットされてきた言葉はやはり「なん…だと…」だった。
もう取りあえず飲んでみよう。そうすれば答えが見つかるかも。
そうすれば原作で唐突に出てきて未回収に終わった「手綱の握り方」もわかるかも。
ゴクゴクゴク。ゴクゴクゴク。…………。
うん。薄い。
ここに来てやっと明確な答えが発見できた。
薄いのだ。ビールとは思えないほど薄いのだ。お世辞にも美味しいとは言えないのだ。
これは元三番隊隊長の「13㎞や」とか散々言っといて最後の最後に「言うたほど長く延びません」ってやつに似てる(似てない)。
そう、この薄さ。そして突然出てきた「なん…だと…」。
まさしくカルピス漫画と呼ばれたBLEACHの所業である。
偶然ではない。この絶妙なドッキング。
まさにハノイビールとはBLEACH。
なん…だと…、と思わせる香り。
期待させといて大きく下げてくる味。
そして原液をなるべく薄めようスタンスのカルピス漫画みたいな展開。
もうこれは現地で飲んだら美味しいとかベトナム料理と合わせたらイケるとかそんな次元じゃないと思う。
久しぶりに「なかなかやな…」って思うビールと出会った。もう今後2度と会うこともないと思う。
そして久しぶりにBLEACH読みたくなった。今度実家に帰ったら読も。