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今回は『バラデン -オープンロックンロール-』をご紹介。
イタリアにある「バラデン」が造るアメリカンテイストなビール。
少し前に同シリーズであるバラデン -スーパービター-を紹介したんだけど、これがまた個人的にドンピシャ。
イタリアってビールのイメージがないんだけど、やはり素敵なビールは必ず存在するもんだね。
そんなわけで、スーパービターと一緒に購入しておいた『ロックンロール』を頂いていく。
ロックンロールって凄い名前だな
ロックンロールなビール。わからない。名前を聞いても味を予想できない。
アルコール度数は7.5%。
330mlでお値段488円(税込)。
ってことでグラスへ注いでいく。
見た目は濁りの効いたジューシーなビジュアル。
オレンジ色のような濃厚な感じも伺え、見ただけでドッシリとした重厚な味わいを思わせる。
泡は目が粗くて、注ぎながらもフツフツと消えていく。
持続は1~2分ほど。
そんでもって香りを確認。
んん?コショウの香りがするぞ!?
甘くてフルーティーな香りのなかに、ふとコショウのピリッとした刺激が感じられた。
ビールにコショウ?なんじゃそれ?と思っていると、ラベルの裏面にしっかりと明記されていた。
濃厚な甘みを含めたフルーティー香&コショウのビール界稀にみるセッション。
異彩を放つ独特な組み合わせに受け入れるのに若干の時間を要する。
だが、何度か嗅いでいるうちに「コレはこれで良いのでは?」と受容。
「ロックンロール」の名前はどの程度なのか。そのまま飲んでみると…
甘いぞ…あ!コショウの刺激が!……あれ?最後は甘みが戻ってきた
これは凄い!独特過ぎるぞ!初めてだこんなの。
当ブログも様々なビールを紹介すること約500種類。そのなかでも異様(悪い意味じゃない)な一杯と出会った。
ファーストコンタクトはジューシーな甘み。柑橘系の甘みだ。
それがフワッと広がったかと思えば、すぐさまコショウの刺激が。
コショウが結構なピリッと感を出してて何ともスパイシー。
このまま終わるのかと思いきや、最後の最後に再度、柑橘系の甘い味わいがドドッと押し寄せてきたのだ。
一連の流れが怒涛のように迫ってきて、何とも内田裕也な感じになってる。
いやぁこれは新しい。斬新すぎるぞ。
コショウと柑橘の奇跡のセッション。inイタリア。是非とも味わってほしい。