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またまた来ましたよ。IPAの時間が。

今回ご紹介するのは『NAGAHAMA IPA SPECIAL』。

滋賀県の長浜市に構える「長浜浪漫ビール」ってところが造っている一杯。

今回の長浜IPAスペシャルは限定生産らしいけど、看板ビールとなっている「長浜エール」は、ジャパンカップにて金賞を受賞するほど。

滋賀県でも屈指の実力派ブルワリーとのこと。これは期待が高まりに高まりますな。

表のラベルには琵琶湖に沈む夕日がイメージされている。

けど、そんなことは最早どうでも良いくらい、早く長浜浪漫ビールを頂きたい気持ちが…。

実力派の繰り出す限定生産IPA。ホップ中毒者の血がウズウズ…。

アルコール度数は6%。

350mlでお値段298円(税込み)。

ってことでグラスへ注いでいく。

IPAにしては色が淡いというか。

決して薄いわけじゃないんだけど、IPA=オレンジっぽい黄金色ってイメージだから、少し淡く感じる。

濁りも全くないし、ビジュアル的にはピルスナー寄りな印象。

ただ、泡を見てくれよ。

目が粗いながらも濃密というか重厚というか。

目減りすることなくグラスでしっかりと保たれているんだよ。

この泡を見ると「あぁ~IPAだな」って感じるよな。俺だけかな?

そんでもって香りを確認していく。

ぬま

くぅ~~…。シトラスの爽快な香りがたまらん

これだよ。コレ。

グラスを少し近づけただけで漂ってくるシトラスの爽快感溢れる香り。

軽快で爽やかで軽やかな風味が、スーッと鼻に入っていく感覚。これは本当にたまらん。

そして、グレープフルーツの柑橘系の香りも同様に鼻をつついてくる。

激しく弾けるような感じは無いんだけど、ホッピーな風味を確かに感じさせてくれる造り。

そのまま飲んでみると…

ぬま

あぁぁ…。あぁぁ……。

これが300円か。スゲーな。

口に含めた途端、広がるグレープフルーツのキュッとした味わい。

爽やかで、でもホッピーで。苦みも混ざった味わいが口いっぱいに広がっていく。

この刺激に思わず「あぁぁ…」と声が漏れてしまう。

けど、後味はスッキリというか最初に感じていた味わいが、ふとした瞬間を境にフッと消えていく。

このお陰でしつこさを感じず、全体的に飲みやすい印象を与えてくれる。

ただ単に刺激的なわけじゃない。程よいホップの広がりと、素材をしっかり感じさせてくれる適度な刺激がそこにはあるのだ。

暴力的なまでの強烈なIPAも好きだけど、素材の味わいが楽しめる適度な刺激のIPAも素晴らしいのだと再認識させられた。

飲めば飲むほど、このビールが300円で味わえることに驚く。